刀 舞鶴友英作
(まいづるともひでさく)


Katana:MaizuruTomohide



新々刀・河内 江戸後期 時代拵え付き
特別保存刀剣鑑定書付き




刃長:82.2(二尺七寸一分) 反り:1.8 元幅:3.22
先幅:2.16 元重ね:0.86 先重ね:0.52 穴1




 鎬造り、鎬高目三ッ棟尋常、中切っ先。 鍛え、杢目に板目交る肌詰み地沸え付き白気ごころに地鉄良好。 刃文、尖り刃交じり小互の目小丁子乱れて小沸え付き葉・飛び焼き入り匂い深く付き足入る。 帽子、乱れ掃き掛けごころに深く返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢浅い勝手下りに化粧入る。 銅に銀鍍金ハバキ。 時代研磨(刃区に小さな刃こぼれあり)。 白鞘入り。
 時代打刀拵え(全長・121.5、柄・33.5黒漆塗り鮫黒糸巻き 縁・頭・鐺、銅地金色絵霞図 目貫、赤銅地猛禽図 鐔、黒漆塗り鉄地木瓜形赤銅覆輪石目図 鞘、貝散し黒変わり刷毛目塗り 下げ緒、茶・黒)付き。



【コメント】
 舞鶴友英は大神秀行と言い、初銘を友秀、河内国狭山北条家の抱え鍛冶で、後に江戸四谷に移りました。江戸石堂派に学び、細川正義、固山宗次との交流も深く、備前伝の手解きを受けたと云います。 活躍期は天保末年から、明治初期頃までと云われ、その作風は、寸が延びてガッシリとした、幕末特有の豪壮な刀が多く、石堂風の丁字、互の目を主体とした乱れ刃を本位とします。
 本作は寸法二尺七寸一分の長尺刀、切っ先力強く延び、身幅カチッとして、重ね厚く、如何にも地刃健全な一振り、地色明るく、沈み勝ちの板目肌が、所々肌立ち、細やかな地景がうねる鍛えで、互の目乱れを主体とした焼き刃は、刃中小互の目、大房、重花、拳型風の丁字刃を織り交ぜて、柔らかく焼いており、足、葉が繁く入り、匂い口沸匂い深く、潤むように明るく冴えています。何とも華やかで見応えのある出来映えです。年紀はありませんが、伸びやかで堂々とした銘振りからして、壮年期に当たる嘉永頃の作と鑑せられます。付属の外装は、生ぶい幕末の拵えで、少し鞘に傷みがありますが、いわゆる刷毛目(はけめ)塗りと呼ばれる、変わり塗りの鞘で、刷毛模様を残して、波状にうねるような独特の風合いを出し、その上に微細な青貝を散らしており、縁頭、鐺も銅地に金色絵の鮮やかな作です。
 新々刀期を代表する河内鍛冶、舞鶴友英の覇気溢れる、華やかな乱れ刃の傑作刀、幕末の生ぶ外装と共に、内外見応え充分です。










商品番号:L-511 刀 舞鶴友英作 時代拵え付き 特別保存刀剣鑑定書付き

価格: ¥1,350,000 (税込)
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