短刀 宗重謹作
(むねしげつつしんでつくる)
平成十八年十二月


Tanto:Muneshige



現代・福岡 拵え入り



刃長:20.6(六寸八分弱) 反り:僅か 元幅:2.23 元重ね:0.56 穴1



 平造り、庵棟尋常。 鍛え、沈み勝ちな小板目鍛えの平地には、ほぼ全面に渡って、荒沸で形成された太い湯走り、沸筋が強く現れて、柾目、板目状に流れ、地鉄良好。 刃文、小互の目乱れを主体とした刃文は、刃中尖り風のいかつい刃を交えて、沸匂い厚く付いて、太い金筋が貫き、匂い口潤むように明るい。 帽子、直調で先尖り風に強く掃き掛けて返る。 茎生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢化粧筋違い。 銅に金着せ二重ハバキ。 時代研磨。
 合口拵え(現代作 全長37センチ 鞘 藍と白の織物布巻き、総金具銀製、魚子地唐草模様 銀金具にブルーの石 下げ緒黒と青の斑 柄 親鮫出し鮫、目貫にトルコ石)入り。



【コメント】
 宗重は古城重昭と言い、昭和七年生まれ、宗正光門人に当たり、五歳上の兄弟子宗勉らと共に切磋琢磨しました。宗一門は小宮四郎国光の門下だけに、皆業物鍛冶としても名高いですが、特に同工は、平成に入ると、業物刀『笹露』の作者として、一躍有名になりました。『笹露』とは、その凄まじい斬れ味を評した言葉で、『笹の葉に付いた露は、払えばすぐ落ちる』になぞらえたものです。江義弘、孫六兼元、秦光代の作などに、『笹露』の号、金象嵌銘、切り付け銘などがあったことから、今や業物刀の代名詞ともなっています。作風は一門伝統的に、相州伝を得意とし、虎徹、清麿写しの作もまま見られます。
 本作は平成十八年、同工七十四歳の頃の作、沈み勝ちな小板目鍛えの平地には、ほぼ全面に渡って、荒沸で形成された太い湯走り、沸筋が強く現れて、柾目、板目状に流れ、小互の目乱れを主体とした刃文は、刃中尖り風のいかつい刃を交えて、沸匂い厚く付いて、太い金筋が貫いています。地刃の沸がすこぶる強く、ふくら枯れ気味の造り込み、帽子も先が尖り心に強く掃き掛けていますので、左一類を狙った作と鑑せられます。
 外装は藍と白の織物布巻き鞘、総金具銀魚子地唐草模様で、合わせ目釘にトルコ石をあしらうなど、凝った造りとなっています。
 業物刀『笹露』の作者、古城宗重による烈しい相州伝短刀、内外存分にお楽しみ頂けます。










商品番号:L-564 短刀 宗重謹作 拵え入り

価格: ¥365,000 (税込)
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