短刀 備前国住長船祐定作
(びぜんのくにじゅうおさふねすけさだつくる)
天正十年二月吉日(一五八二年)


Tanto:Bizennokuniju Osafune Sukesada



古刀・備前 安土桃山期
拵え付き
内外特別貴重刀剣認定書並びに柴田光男鑑定書付き




刃長:21.5(七寸一分弱) 反り:なし 元幅:2.47 元重ね:0.82 穴1



 両刃造り、鎬高い。 鍛え、地沸が微塵に厚く付いた小板目良く詰み、地鉄精良。 刃文、鎬に掛かる程焼き幅を広く取った刃文は、互の目丁子乱れを主体に、小乱れ、小互の目、矢筈風の刃を交えて華やかに焼いており、刃中葉、小足入り、柔らかな金筋、砂流し掛かる。 帽子、湾れ込んで焼き詰め風となる。 茎生ぶ、先栗尻、鑢勝手下がり。 銅ハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。
 合口拵え(江戸期 全長43.5センチ 鞘 黒の刻み鞘に大き目の栗型、小柄、鉄地、月に手長猿図、黒に薄茶時代下げ緒 柄、素銅巻き、縁近い部分は素銅研磨地、頭は鉄地、縁鯉口部分鉄地金象嵌、五角に三つ星紋図)付き。



【コメント】
 末備前鍛冶の短刀と言えば、寸法が総体的に詰まり気味となった重ねの厚い鎧通しか、両刃造りは大半ですが、名品も数多く残されています。
 本作は天正祐定の両刃短刀、寸法の割に身幅がしっかりとした鎬の高い造り込みで、地刃如何にも健やかな優品です。
 鎬に掛かる程焼き幅を広く取った刃文は、互の目丁子乱れを主体に、小乱れ、小互の目、矢筈風の刃を交えて華やかに焼いており、刃中葉、小足入り、柔らかな金筋、砂流し掛かり、地鉄も小板目が精良に詰んでいます。
 にわかには個銘までは極め難いですが、如何にも鉄が綺麗ですので、源兵衛尉祐定の系統かと思われます。地刃の肉付きがしっかりとして、古刀とは思い難い出来映えです。今も昔も変わらず、大変人気の高い末備前の両刃短刀、特別保存までは問題ないでしょう。
 付属の外装は、柄部分に素銅を細巻きにし、金具は鉄地で揃えて、小柄も入っています。内外存分にお楽しみ下さい。












商品番号:L-825 短刀 備前国住長船祐定作 拵え付き 内外特別貴重刀剣認定書並びに柴田光男鑑定書付き

価格: ¥1,250,000 (税込)
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