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刀 (刀身銘)帝国日本東京住細田藤原直光造
(ていこくにほんとうきょうじゅうほそだふじわらのなおみつつくる)
塚田秀鏡鏨之


Katana:TeikokuNihonTokyoju HosodaFujiwaranoNaomitsu



現代・東京 明治期
特別保存刀剣鑑定書付き
探山先生鞘書き有り




刃長:67.4(二尺二寸二分強) 反り:1.2 元幅:2.54 元重ね:0.65 穴なし



 菖蒲風造り、鎬尋常角棟低い、表裏薙刀樋に添え樋をハバキ上で角留める。 鍛え、小板目が所々肌立って流れるような肌合いで、総体的に良く詰み、地沸厚く付き地鉄良好。 刃文、匂い口の明るく締まった美しい直刃を焼き、刃中直足が繁く入るなど、古調な味わいで刃冴える。 帽子、直調で先焼き詰める。 茎生ぶ(先細って湾曲)、先切り、鑢化粧筋違い。 時代研磨。 白鞘入り。



【コメント】
 『鍛冶平』こと細田平次郎直光の希少な自身作、櫃内の昇り龍と『帝国日本東京住細田藤原直光造』の浮き彫りは、帝室技芸員塚田秀鏡による見事な作、偽物造りと名金工師による奇跡合作刀です。  直光は細田平次郎と言い、常陸国鹿島の出身で、後に江戸へ出て、大慶直胤養子、荘司次郎太郎直勝に学び、湯島天神内に住し、幕末から明治に掛けて活躍しました。明治三十年頃までは生存していたとされていますが、正確な生没年は不明です。直胤風を継承した備前伝、相州伝を始め、濤瀾刃でも、数珠刃でも、何でもこなす器用人、また鐔師としても有名で、信家風の作を得意としました。明治期には、警視庁警視総監などの注文打ちを行うなど、その技量は直胤門下随一とも評されました。同工に付いては、一般的に偽物作り、偽銘入れの名人として、『鍛冶平』の別称で有名かと思います。これは鍛冶屋の平次郎の略称で、その活躍期が明治の廃刀令と重なり生活苦となったこと、かなりの酒豪であったため、その飲み代を工面するために、その技量を活かして、偽物作り、偽銘入れを行ったと云います。同時期の刀工らも少なからず行っていたわけですが、直光の作だけは、当時の識者も見抜けなかった程、技量がズバ抜けていたとも伝わっています。同工の奇異な所は、自作した偽物、偽銘品の多くを、押形に採って後世に残していた事であり、その一部が昭和期にまとめられた『鍛冶平押型』に掲載されています。長曽祢虎徹、越前守助廣、井上真改、堀川国廣、孫六兼元、源清麿、水心子正秀、大慶直胤、左行秀、固山宗次、肥前忠吉等々、著名工ばかりを狙って、数多作ったと云われているため、結果的に、自身作はほとんどなく、短刀が僅かに見られる程度です。 本作は大変珍しい直光の刀、明治期の作、小烏丸風、菖蒲風の造り込み、茎尻も細って湾曲させるなど、全てに於いて異風な一振りです。小板目が所々肌立って流れるような肌合いに、匂い口の明るく締まった美しい直刃を焼いており、刃中直足が繁く入るなど、古調な味わいの地刃の出来を示しています。探山先生の鞘書きにもあるように、本作と全く同調で、警視総監の求めに応じて作刀されたものが、『鍛冶平押型』に所載されています。本作にはハバキがなく、ハバキ部分に象嵌入りの警察章が刻されていること、得意な茎仕立てからして、所載品同様に、警視庁警視総監クラスのサーベル用に作られた、余りにも希少な一振りです。腰元の櫃内には、見事な昇り龍と『帝国日本東京住細田藤原直光造』の文字が浮き彫りにされており、ハバキ部分に『塚田秀鏡鏨之』と自身銘が刻されています。塚田秀鏡は、嘉永元年、東京神田に、上州館林秋元藩の藩士の次男として生まれました。十二歳の頃、金工師畑直鏡の養子となり、のち塚田に改姓、加納夏雄らにも師事し、彫金を学び、柴田是真(ぜしん)に絵画を学びました。後に『夏雄』と『是真』の末字を取って『真雄斎』と号しています。師夏雄が得意とした、片切り彫りや象嵌の巧みな技術を見事踏襲、皇室太刀の彫刻を手掛けるなど、その実力を評価され、大正二年、帝室技芸員を拝命、同七年、七十一歳で没しています。本作に施された彫り物も、腰元櫃内の狭いスペースながら、堅実でキレのある鏨運びを見せており、この彫り物だけでも相当な価値があります。 『鍛冶平』細田平次郎直光、帝室技芸員塚田秀鏡合作による希少な一振り、双方のズバ抜けた技量の高さが、本作によってわかります。今後まずお目に掛からない、珍品中の珍品です。 




















【売約済】商品番号:V-1637 刀 (刀身銘)帝国日本東京住細田藤原直光造 探山先生鞘書き有り

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