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刀 無銘(元重)
katana: Mumei(Motoshige) 

高級鑑賞向  古刀・備前・鎌倉末期・最上作    日本美術刀剣保存協会:第十八回重要刀剣指定

刃長:70.6 反り:1.3 元幅:3.00 先幅:2.20 元重ね:0.60 先重ね:0.42 穴2.5

鎬造り、庵棟尋常、中切っ先。 鍛え、大肌混じりの板目肌、肌立ちごころに良く詰み乱れ映り立ち地鉄良好。 刃文、中直刃基調に小乱れ交じり、小足、逆足入り匂い口締まりごころに二重刃掛かる。 帽子、僅かにのたれ込み小丸に返る。 茎大磨り上げ、先切り、鑢磨り上げ部切り、下部鷹羽。 銅に金着せ二重苔ハバキ。 研磨済み。 白鞘入り。

「コメント」
備前元重は畠田系の守重の兄、鎌倉末期の嘉元頃より南北朝期の貞治頃までの作刀があります。大磨り上げながら尚二尺三寸三分余り、重刀図譜によると鎌倉末期の初代元重と鑑せられた一振りです。青江に見るような片落互の目に逆掛かった足が入り、鮮やかな乱れ映り立ち、元重の特徴を最も良く表した健全なる一振りです。
『最上大業物』とは
 首切り浅右衛門で有名な山田家代々の実績から編み出された「業物表」によるもので、「最上大業物」「大業物」「良業物」「業物」の四階級に分けられる。
 最上大業物は十二工あるが、その内の古刀は「長船・秀光」「兼元初・二代」「三原正家」「長船・元重」の四工しか無く、大業物では古刀七工と新刀十四工、良業物は古刀十九工と新刀四十八工、業物では古刀九工と新刀七十五工、大業物以下の追加として六十六工が上げられています。
基準として、それぞれの工十刀を用いて「大切れ物」が八〜九有るのが『最上大業物』、七〜八の物を『大業物』、五〜七の物を『良業物』、二〜四あった物を『業物』と定めて
(「大切れ物」とは、骨が硬くて切り難い中年男性の乳割り以上の硬いところを試して、刃の通りの良い物を言う。)

商品番号:V-384

¥4.300.000


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