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脇差 表銘:井上和泉守國貞 裏銘 菊紋 寛文九年二月日
Wakizashi:Inoueizuminokamikunisada 

高級鑑賞向  新刀優刀・江戸前期・摂津    日本美術刀剣保存協会:特別保存鑑定 

刃長:54.5(一尺七寸九分九厘)反り:1.2 元幅:3.25 先幅:2.17 元重ね:0.71 先重ね:0.49 穴:1(忍穴1)

鎬造り 庵棟 鍛え、小板目肌詰み地沸え厚く付き、地鉄この上なく精良 刃文、のたれ調直刃、上に行くにつれ幅広く沸えつきて、刃中に煙りのごとく入り、明るい砂流し、沸え筋流れ、金筋交えて刃明るく冴える 帽子、先掃きかけて小丸に返る 茎生ぶ、化粧鑢目筋違い、先刃上がり栗尻 銀着せハバキ 白鞘入り 時代拵え付(黒呂鞘、深緑柄巻き、縁頭四分一地龍図.銘雪山堂如久花押、目貫赤銅象図、小柄赤銅魚子地据え文鶴図、割笄、鯉口、栗型銀地、鍔赤銅地透かし)

「コメント」
和泉守国貞二代である真改は初代国貞の次男に生まれ、初代親国貞の没後、承応二年に二代目国貞を継承します。初期作は和泉守藤原国貞、若しくは和泉守国貞と銘し、井上を冠する銘と菊紋は万治四年の作から見受けられ、裏銘のみ草書銘を切るのは寛文六年頃、受領銘を刻さず井上真改と銘するのは寛文十二年の作からです。真改は父と同様伊藤藩の家士として百五十石の碌を与えあられ優遇されています。
この脇差しは井上真改銘を銘する以前の三十九歳頃の作、身幅広く豪壮、精妙な地鉄、真改の最も得意とする沸え深い相伝を見事に焼き上げた大阪正宗と世に言わしめた最高傑作の一振りです。

商品番号:V-389


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