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 刀 銘:越前守助廣(二代) 雙・以地鐵研造之 
Katana: Echizen no kami Sukehiro(2nd generation)/ Shinto/ Edo period/ NBTHK:Tokubetsu-Hozon/

新刀(寛文初期頃)・大坂 大業物  日本美術刀剣保存協会:特別保存鑑定
刃長:70.3(二尺三寸二分) 反り:1.1 元幅:3.18 先幅:2.16 元重ね:0.74 先重ね:0.48 穴2



鎬造り、鎬やや高目に庵棟尋常、中切っ先。 鍛え、小板目肌良く詰み地沸え微塵に付き地鉄精良。 刃文、濤乱風大互の目乱れに飛び焼き入り小沸え深く付き金筋掛かる。 帽子、小沸え付いて小丸に深く返る。 茎磨り上げ、先切り、鑢筋違い。 銅に金着せハバキ。 研磨済み(細かなヒケ有り)。 白鞘入り。

「コメント」
大坂新刀の黎明期を築き上げた代表のひとり、濤乱刃の創始者であるという。二代助廣は、古来より初代助廣の養子であるとの説が強いが、近年の調査により実子である可能性が高いことが分かっています。父の下で修行し、明暦三年に越前守を受領、寛文七年四月には大坂城代・青山因幡守に召抱えられ、天和二年三月に僅か四十六才で没しています。最初は初代の作風に似た丁子乱れを焼き、次第に独特の濤乱刃を造り出し、延宝二年には世に丸津田と言われる見事な草書銘で銘を刻するようになります。この刀の茎にある『雙』の添え銘は初代の没後、寛文四年頃から切り始め、寛文六年頃まで続いています。様々な解釈がありますが、これは『並ぶ』との意味で、父に並ぶだけの技量に至ったと解すのだと思われます。『以地鐵研造之』は、『研(おろし)鉄を以って之を造る』と読み、解り易く言えば、自家製の入念に鍛えられた材料を選んで手間を掛け入念に造ったと云う意味です。この刀もその添え銘のとおり実に丹念に造られた助廣渾身の一振りです。
商品番号:V-428

     白鞘 鑑定書

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