刀 表銘 井上真改 金象嵌銘 秋水貳ツ胴落上一ノ胴 下脇毛 富田弥一 左衛門尉斬之重綱 花押
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江戸前期 新刀大坂 最上作 業物 日本美術刀剣保存協会:第二十六回重要刀剣指定 |
刃長:70.4cm(二尺三寸二分強) 反り:1.4cm 元幅:3.14cm 先幅:2.1cm 元重ね:0.8cm 先重ね:0.67cm 目釘穴:1個(忍穴1)
鎬造り 庵棟、表裏に棒樋角止め 鍛え、小板目肌良く詰み棟よりに板目肌、流れ肌混じえ、地沸え微塵につき地鉄如何にも強靭 刃文、直刃調、僅かにのたれ、小沸え細やかにつき匂い淡くけむり深く、刃中砂流しかかり金筋入り、匂い口明るく刃冴える 帽子、直に掃きかけごころ小丸返り 茎生ぶ、鑢目化粧大筋違い、先刃上がり栗尻 金着せ二重ハバキ 白鞘入り(薫山鞘書きあり) 最上研磨 「コメント」 秋の澄んだ水のごとく美しく研ぎ澄まされた刀を意味する「秋水」と金象嵌された真改の恐ろしく斬れそうな刀です。国貞の次男に生まれた真改は、二十一才にして父の代作をこなし、承応元年、二十五才で和泉守を受領、万治四年には朝廷より菊花紋を切る事を許された大坂新刀が誇る名工です。江戸期の刀剣本「新刃銘尽」では大坂正宗と絶賛され「新刀弁惑録」でも東の虎徹、西の真改と類稀なる名人と称賛しています。寛文元年より「井上和泉守国貞」と銘し、寛文十二年には儒者熊沢番山の命名で「井上真改」と改名します。 この刀は延宝四年、真改が最も勢いがあり優れた作を残している絶好調期の作、斬れ味を誇る金象嵌截断銘が施され、刀に凄みも加わり「秋水」と号されるに相応しい名刀です。 美しいだけではない真改の精良なる地鉄、沸え匂い極めて深く冴えた刃文、真改が最も得意とし、またその真価を余すところなく発揮した秀逸な価値ある一振りです。 |
| 商品番号:V-476 |
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