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古刀・伊勢 室町期 最上作 日本美術刀剣保存協会:特別保存鑑定 |
刃長:38.8cm(一尺三寸弱) 反り:0.5cm 元幅:2.98cm 元重ね:0.57cm 目釘穴:1
平造り、庵棟尋常。 鍛え、杢目交じり板目肌流れやや肌立ちごころに地鉄良好。 刃文、中直刃に腰刃を焼き、湯走り・二重刃ごころに葉・飛び焼き・金筋・砂流し掛かり匂い足良く入る。 茎生ぶ、先尖りごころの入山形、鑢切り。 銅に金着せ二重ハバキ。 時代研磨充分。 白鞘入り。 「コメント」 腰刃を焼いた在銘村正の典型作です。数多の戦を生き抜いてきたとは思われぬ健全さを保っています。 「村正は正宗の弟子」なる伝説があるも、実際には文亀年期の勢州桑名住の銘の作刀があること、村正の旧宅跡が三重県桑名市にあることなどから、室町初期頃に直江志津系の鍛冶が移住し作刀始めたのではないかと思われます。村正の作風は美濃伝に相州伝を加味した作柄であり、美濃上工作の地鉄に相州伝の影響と思われる刃文、茎を合わせて独特の雰囲気と魅力を醸し出しています。その地鉄、刃文、形状、何よりもその鋭い切れ味から妖刀と恐れられてきたのです。徳川家に祟ると恐れられた数々の逸話は、如何に村正の切れ味が凄いかを物語る寧ろ実証と云えるのではないでしょうか。 之定のごとき良く練れた地鉄、表裏揃った村正特有の刃文、妖刀と云われた村正の魅力をご堪能下さい。 |
| 商品番号:V-603 |
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