寸延び短刀 清水甚之進信高(八代)
(しみずじんのしんのぶたか)
享和二年二月日(一八〇二年)


Tanto:ShimizuJinnoshinNobutaka



新々刀・尾張 江戸後期
特別貴重刀剣認定書付き




刃長:31.3(一尺三分強) 反り:僅か 元幅:3.03 元重ね:1.18 穴1



 平造り、庵棟低い。 鍛え、小板目の詰んだ地鉄は、やや沈み勝ちに細かな地景を交えて、所々上品に肌立つ鍛え、地沸を厚く付け、地鉄良好。 刃文、やや腰開き気味に濤瀾風互の目乱れ焼き、刃縁に煌めく沸粒を万遍なく配し、匂い深く、匂い口は明るく冴える。 帽子、直調で先やや尖り風に長く返る。 茎生ぶ、先刃上がり入山風、鑢化粧筋違い。 白鞘共木ハバキ。 時代研磨(小サビ有り)。 白鞘入り。
 



【コメント】
 信高は清水甚六と言い、尾張の出身で、六代信高こと三之丞信高の門人となり、初め『信直』と銘じました。天明三年、師没後は、摂津で尾崎源五右衛門助隆に学び、『基寿』と改銘、寛政二年には、尾張徳川家から一代限りの抱え鍛冶として認められ、翌年甚之進と改銘、まだ幼少であった七代信高の鍛刀指導に当たった功績から、『清水甚之進信高』の名乗りを許され、『八代信高』を襲名、名古屋に住して、同家を相続したと云います。その後享和三年には、薩摩の奥元平に学び、『元長』へ改銘したと伝わっていることから、青木元長同人とも考えられています。作は天明から天保頃まで、作風は、信高風の互の目乱れ、助隆風の濤瀾風乱れ、元平風の湾れ乱れがあり、彫り物も上手で、自信彫りの場合は、茎に『彫之同作』などと刻します。正確な生没年は不明ですが、天保末年頃に没したと云います。
 本作は享和二年、初期の天明頃を二十代とすれば、同工四十代の作になるかと思います。寸法一尺三分強、重ね1.2㎝弱もある、ゴリゴリの一振り、希少な『清水甚之進信高』銘、濤瀾風互の目乱れの会心作です。小板目の詰んだ地鉄は、やや沈み勝ちに細かな地景を交えて、所々上品に肌立つ鍛え、やや腰開き気味に濤瀾風互の目乱れ焼き、刃縁に煌めく沸粒を万遍なく配し、匂い深く、匂い口は大変明るく冴えています。刃の出来は、一見して助隆風、この頃の典型作であり、刀身は健全そのものです。
 八代信高の正真現存作は、中々出て来ません。現状は認定書ですが、特保までは全く問題ないでしょう。
 尾張徳川家抱え鍛冶で、青木元長同人とされる、八代信高の希少な現存作、尾張の郷土刀としては勿論、収集価値のすこぶる高い魅力的な一振りです。








【売約済】商品番号:L-692 寸延び短刀 清水甚之進信高(八代) 特別貴重刀剣認定書付き

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