刀 泰龍斎宗寛造之
(たいりゅうさいそうかんこれをつくる)
慶応四年五月日(一八六八年)


Katana:Tairyusaisohkan



新々刀・武蔵 江戸最末期
特別貴重刀剣認定書付き
寒山先生鞘書き有り 




刃長:68.5(二尺二寸六分) 反り:1.3 元幅:3.17
先幅:2.31 元重ね:0.80 先重ね:0.60 穴1




 鎬造り、鎬高め三ッ棟尋常、中切っ先。 鍛え、きめ細かな小板目肌が、沈み勝ちに良く詰んだ鍛えは、繊細な地景を配し、地沸厚く付き、地鉄概ね精良。 刃文、小互の目丁子乱れの刃文は、匂い勝ちで細美な小沸が付き、刃中柔らかな丁子足が間断なく入り、匂い口も潤むように明るく冴える。 帽子、乱れ込んで丸く返る。 茎生ぶ、先刃上り栗尻、鑢化粧筋違い。 銅に金着せハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。



【コメント】
 宗寛は文政初年頃、奥州白川城下を流れる阿武隈川の畔に生まれました。同郷の名工、固山宗次に学び、後に江戸深川箱崎町に住しました。作品は天保の末年頃から、明治三年頃までで、廃刀令以後は、作品が見られず、明治十六年に没。初期の頃には『阿武隈川宗寛』と銘じ、生まれ故郷の阿武隈川を、姓の如く用いています。嘉永初年頃から下総国古河(こが)藩(現茨城県古河市)の抱え工を務め、安政初年頃から『泰龍斎』と号し、同五年頃からは、それまでの楷書体を改め、独特の隷書体で銘を切っています。作風も基本的には匂い出来の互の目丁子を得意としますが、前期は、師宗次風の腰開きで丁子に出入りのある作が多く、後期は、焼き頭の比較的揃う互の目丁子が多くなり、逆丁子も見られます。彫りの名手でもあり、自身作の他、師宗次の作にも彫りを施しています。また師同様、その斬れ味にも定評があり、山田浅右衛門吉豊(八代)などの截断銘も、まま見受けられます。
 本作は慶応四年五月作、慶応は九月で明治へ改元されますので、正に最後の最後、寸法二尺二寸六分、鎬高めで反り浅く、三ッ棟で身幅重ねのガチッとした造り込みは、全く研ぎ減りを感じさせない、健全な地刃の状態を示しています。
 きめ細かな小板目肌が、沈み勝ちに良く詰んだ精良な鍛えは、繊細な地景を配し、小互の目丁子乱れの刃文は、匂い勝ちで細美な小沸が付き、刃中柔らかな丁子足が間断なく入り、匂い口も潤むように明るく冴えるなど、この期の典型的な出来映えと言えるでしょう。寒山先生鞘書きにも、『丁子出来見事也。珍々重々。』とあります。銘振りも典型、江戸最末期、慶応最終年の同工会心作、昭和二十六年の新潟登録で、現状は認定書ですが、特別保存までは間違いありません。師宗次に勝るとも劣らない出来、斬れ味を誇る泰龍斎宗寛の優品です。
















【売約済】商品番号:L-754 刀 泰龍斎宗寛造之  特別貴重刀剣認定書付き 寒山先生鞘書き有り 

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