脇差し 助廣
(すけひろ)


Wakizashi:Sukehiro



古刀・相模 南北朝末期
特別保存刀剣鑑定書付き




刃長:37.4(一尺二寸三分強) 反り:0.7 元幅:3.36 元重ね:0.64 穴2



 平造り、三ッ棟低め。 表は草の倶利伽羅に蓮台、裏は梵字に護摩箸の生ぶ彫りあり。 鍛え、地沸を厚く敷いた板目肌は、随所に大板目、流れ肌が大模様に肌立って、地景をふんだんに配し、刃区際から水影、地にも随所に沸筋が立ち、地鉄良好。 刃文、直湾れ調の穏やかな刃取りで、刃沸すこぶる強く、刃縁はほつれを交えて細かく変化し、刃中は太い金筋、砂流しがうねるように烈しく働き、匂い口明るい。 帽子、直調で良く沸付き、先掃き掛けて長く返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢切り。 銅に金着せ二重風ハバキ。 時代研磨(棟に小サビ有り)。 白鞘入り。



【コメント】
 相州助廣は、相州廣光門下であった吉廣の弟子に当たり、南北朝末期の康暦(一三七九~八一年)頃を初代、応永頃を二代とし、以後室町後期まで同銘が数代に渡りますが、初二代の現存作はまず見ることはありません。
 本作は二字銘を切っており、年紀もありませんが、鑑定書但し書きに『相州・南北朝末期』とあることから、初代の助廣で間違いないかと思われます。
 助廣の銘振りは、各代を通じて『相州住助廣』と切る場合が大半で、『相模国住人助廣』、二字銘のものは僅少です。また本作に年紀がないのは、相州廣光に於いても、『相模国住人廣光』と長銘に切る場合のみ年紀があり、二字銘にはないのと同様と思われます。
 本作は寸法一尺二寸三分強、三ッ棟の造り込みで、身幅3.36㎝とガッチリして、僅かに先反りの付いた雄壮な平脇差しです。
 いわゆる皆焼の華やかな刃調ではなく、一見直湾れ調の穏やかな刃取りですが、刃沸すこぶる強く、刃縁はほつれを交えて細かく変化し、刃中は太い金筋、砂流しがうねるように烈しく働いており、地沸を厚く敷いた地景交じりの板目肌は、随所に大板目、流れ肌が大模様に肌立ち、刃区際から水影、地にも随所に沸筋が立つなど、地刃の働きは見応え充分です。
 表裏に草の倶利伽羅に蓮台、梵字に護摩箸の生ぶ彫りがありますが、簡素ながら相州彫りの典型で大変お見事です。  
 刃に細かな鍛えがありますが、この度特別保存鑑定が付いた、何処にも出ていない激生ぶの逸品、相州初代助廣と鑑せられる在銘正真現存作はまずお目に掛かりません。これは見過ごせません。








【売約済】商品番号:L-978 脇差し 助廣 特別保存刀剣鑑定書付き

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