刀 水正子美濃之介秀直
(すいせいしみののすけひでなお)
嘉永三年戌二月日(一八五〇年)
神邦宮川以流水鍛之


Katana:Suisenshi Minonosuke Hidenao



新々刀・伊勢 江戸後期
拵え付き
保存刀剣鑑定書付き
『三重県刀工・金工銘鑑』所載品




刃長:79.4(二尺六寸二分) 反り:1.9 元幅:3.43
先幅:2.26 元重ね:0.95 先重ね:0.59 穴1




 鎬造り、鎬高め庵棟低い、中切っ先。 表裏棒樋をハバキ上で丸留める。 鍛え、小板目詰んだ地鉄は、地色明るく、柔らかな柾肌が流れ、地沸を厚く付けたて、地鉄良好。 刃文、直湾れ調の刃文は、刃縁にほつれ、打ちのけ、刃中に小足、小乱れ、小互の目を交えて、上品な金筋、砂流しが掛かっています。 帽子、直調でほつれて先掃き掛けて焼き詰める。 茎生ぶ、先栗尻、鑢化粧筋違い。 銀に金鍍金二重ハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。
 打刀拵え(現代作 全長110センチ 柄24.5センチ 鞘 黒の呂塗り 栗型、赤銅魚子地据紋象嵌色絵、牡丹の図 下げ緒焦げ茶 柄 親鮫に茶柄巻き 縁頭、赤銅魚子地据え紋象嵌色絵、牡丹図 目貫、赤銅地僅かに金象嵌牡丹図 鍔 鉄研磨地撫角形、鋤出彫色絵象嵌、同覆輪 表に牡丹、裏に蝶の図)付き。
 



【コメント】
 秀直は、江戸後期嘉永頃の伊勢国山田の刀工、その出自に付いては、銘鑑等でも不明としていますが、おそらくは大慶直胤が伊勢で駐槌した際の門人であったと考えられます。実際直胤は嘉永二年に伊勢で鍛刀しており、茎仕立て、銘振り、鑢目等が直胤同様であることからしても頷けます。  直胤同様に『美濃介』を冠しており、銘振りは、『水正子美濃之介秀直』、『水正子美濃介秀直於勢州鍛之』などと切り、現存作は僅少です。 本作は嘉永三年作、寸法二尺六寸二分、身幅しっかりとした長尺刀、重ねも1㎝近くあります。小板目詰んだ綺麗な地鉄は、地色明るく、柔らかな柾肌が流れ、直湾れ調の刃文は、刃縁にほつれ、打ちのけ掛かり、刃中小足、小乱れ、小互の目を交えており、帽子もほつれて焼き詰めています。地に僅かに鍛えの出る箇所もありますが、美しい大和伝の一振りです。 茎裏に『神邦宮川以流水鍛之』とありますが、『神邦』は、古来より伊勢国山田の地が『神の御座(おわ)す都』という意で『神都』と呼ばれたこと、『邦』には神より賜った領土の意もありますので、おそらくはこれらの意味合いを含んでいるかと思われます。『宮川』は、伊勢神宮外宮の神事を行う禊ぎ川であったことからすると、『神聖なる土地の神聖なる水を使用して鍛えた一振り』という意味合いになるかと思います。また同工代表作として『三重県刀工・金工銘鑑』の所載品となっています。 付属の外装は、現代作ながら時代の良い金具を使用して新品同様の状態です。  大慶直胤門人、水正子美濃之介秀直の自信作、その貴重な銘振りと共に、伊勢の郷土刀コレクションに是非とも加えて下さい。
















【売約済】商品番号:M-036 刀 水正子美濃之介秀直 保存刀剣鑑定書付き 拵え付き 『三重県刀工・金工銘鑑』所載品

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