刀 土佐中村住則親作
(とさなかむらじゅうのりちかさく)
平成二十六年一月日


Katana:Tosanakamuraju Norichika



現代・高知



刃長:76.0(二尺五寸一分弱)反り:2.2 元幅:3.46
先幅:2.63 元重ね:0.85 先重ね:0.54 穴1




 鎬造り、鎬高目庵棟尋常、中切っ先。 鍛え、沈み勝ちに詰んだ小板目肌は、上品に肌立ち、地色明るく、細やかな地沸、地景を配し、地沸付き、地鉄良好。 刃文、互の目丁子乱れの焼き刃は、大房丁字、蛙子丁子、小丁子を交えて、匂い勝ちに小沸付き、刃中足が繁く入り、匂い口は明るく締まる。 帽子、乱れ込んで焼き深く、小丸に返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢大筋違い。 銀無垢ハバキ。 研磨済み。 白鞘入り。



【コメント】
 則親は佐竹勝則と言い、昭和三十年生まれ、高知県四万十市古尾(こび)にて鍛刀し、同じ高知出身の靖国刀匠、刈谷直秀の門人です。作風は一貫して備前伝、匂い勝ちに締まった柔らかで華やかな丁子乱れは、『佐竹丁子』と呼ばれ、近年では数少ない備前伝の追求者であることから、『土佐一文字』とも呼ばれる名工ですが、中々新作刀が出回らないため、出た時は必ず押さえたい刀工です。
 本作は寸法二尺五寸一分強、鎌倉期の備前太刀を狙った力感溢れる姿を示しています。
 沈み勝ちに詰んだ小板目肌は、上品に肌立ち、地色明るく、細やかな地沸、地景を配しており、互の目丁子乱れの焼き刃は、大房丁字、蛙子丁子、小丁子を交えて、匂い勝ちに小沸付き、刃中足が繁く入り、匂い口は明るく締まるなど、正に『佐竹丁子』の真骨頂とも言える出来映えです。
 ハバキ、白鞘も新品同様、刀身のみで942g、お好みの拵えを作れば、最高級居合い刀として大活躍、居合いのお仲間からも羨望の眼差しを受けるでしょう。これは見逃せない則親刀です。








商品番号:M-150 刀 土佐中村住則親作

価格: ¥498,000 (税込)
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