刀 備前国住長船清光(孫右衛門尉)
(びぜんのくにじゅうおさふねきよみつ)
永禄四年二月日


Katana:Bizennokuniju Osafune Kiyomitsu



古刀・備前 室町末期
特別保存刀剣鑑定書付き




刃長:68.6(二尺二寸六分強) 反り:1.5 元幅:3.18
先幅:2.08 元重ね:0.91 先重ね:0.51 穴1




 鎬造り、庵棟高め庵棟低め、中切っ先。 表裏棒樋をハバキ上で丸留める。 鍛え、板目肌総体的に良く詰み、地景交じりに所々肌立ち、地沸厚く付き、湯走りを多数配し、地鉄良好。 刃文、広直刃湾れ調の刃文は、僅かに互の目を交えて、刃中葉、小足、小互の目足が繁く入り、小沸良く付く。 帽子、焼き深く沸付いて僅かに返る。 茎生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢勝手下がり。 銅ハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。
 



【コメント】
 室町後期以降の備前長船鍛冶、及びそれらによる作刀を総称して末備前と呼びます。その末備前鍛冶にあって、清光を名乗る者は多数いますが、天文(一五三二~五十五年)頃の五郎左衛門尉、永禄(一五五八~七十年)頃の孫右衛門尉清光親子の実力、人気は群を抜いており、直刃調の出来を得意とするだけに、直刃に名作が多いのも大きな特徴です。
 本作は俗名入りではありませんが、その特徴的な銘振り、年紀、作風から孫右衛門尉清光に紛れのない一振り、勿論鑑定書にも但し書きがあります。
 寸法二尺二寸六分強、決して豪快な刀ではありませんが、重ねがガシッとしており、樋が入っていますが、ズシッとした重量感があり、地刃が健やかです。
 広直刃湾れ調の刃文は、僅かに互の目を交えて、刃中葉、小足、小互の目足が繁く入り、柔らかな金筋、砂流しが掛かっており、総体的に良く詰んだ板目肌は、地景交じりに所々肌立ち、湯走りを多数配するなど、地刃の出来、働きは末備前清光の典型を示しています。
 俗名なくとも入念作、長船孫右衛門尉清光の魅力的な逸品、良質な末備前物としての見所多く、味わい深い一振りです。














商品番号:M-228 刀 備前国住長船清光(孫右衛門尉) 特別保存刀剣鑑定書付き

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