短刀 長曽祢興正
(ながそねおきまさ)


Tanto:Nagasone Okimasa



現代 明治期
拵え入り




刃長:16.6(五寸五分弱) 反り:僅かに内反り 元幅:1.97 元重ね:0.56 穴1



 平造り、庵棟低め。 鍛え、地沸を微塵に厚く付けた小板目肌は、細かな地景がうねる鍛えで、地鉄精良。 刃文、直刃湾れ調の刃文は、匂い口が潤むように明るい。 帽子、湾れ調で先小丸に長く返り、特に表は棟寄りを焼き下げる。  茎生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢切り。 銅に金鍍金ハバキ。 時代研磨(ヒケ、小サビ有り)。 合口拵え(明治頃 全長28.5 鞘柄共に銀地、片目貫、素銅地金鍍金、龍図 目釘、ネジ式銀 下げ緒、鶯に紺の蛸足下げ緒)入り。



【コメント】
 銘はさておき、作は明治頃と鑑せられます。
 地沸を微塵に厚く付けた小板目肌は、細かな地景がチリチリとうねる鍛え、広直刃湾れ調の刃文は、匂い口がフワーッと潤むように明るく輝いています。この独特な地刃の風合いは、洋鉄を多分に含んだ鋼かと思います。
 この頃の洋鉄鍛えの名人と言えば、鈴木正雄門人の羽山円真、おそらくはその辺りの作に銘を入れたのではないでしょうか。しかしながら、大きな疵なく真面目な佳作です。
 総銀地合口拵えは同じく明治期の作、素銅地に金鍍金の丸龍図片目貫が付いてこれは楽しめます。










商品番号:M-290 短刀 長曽祢興正 拵え入り

価格: ¥240,000 (税込)
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