刀 三品但馬守宗次(無銘)
(みしなたじまかみむねつぐ)
子二月朔日

Katana:Mishina Tajimakami Munetsugu



新刀・摂津 江戸中期
保存刀剣鑑定書付き




刃長:70.3(二尺三寸二分強) 反り:1.4 元幅:3.18
先幅:2.27 元重ね:0.79 先重ね:0.56 穴2




 鎬造り、鎬高く庵棟低い、中切っ先延び心。 鍛え、板目肌流れ心に上品に肌立ち、波状の肌合い交じり映り立ち、地沸厚く付き、地鉄良好。 刃文、直刃調の刃文は、刃縁に小沸が付き、ほつれ心で匂い口明るく締まる。 帽子、湾れ調で、先小丸に返る。 茎(刃区生ぶで先を僅かに摘まむ)、先切り、――鑢切り。 銀に金鍍金ハバキ(鍍金に剥がれ有り)。 時代研磨(小サビ、細かな刃アタリ有り)。 白鞘入り。  



【コメント】
 但馬守宗次は、丹後守兼道門人に当たる三品鍛冶、大阪城から目と鼻の先にある摂津大江岸、現在の大阪市中央区天満橋京町付近で鍛刀したと云います。刀鍛冶全般が振るわなかった江戸中期寛延(一七四八~五一年)から宝暦(一七五一~六四年)の鍛冶であるため、現存作はまず見ません。本作は無銘ながら『三品但馬守宗次』と極められた珍しい一振り、寸法二尺三寸二分強、切っ先グッと延び心でガシッとした造り込み、刀身のみで816g、地刃健全でズシッとした重量感があります。茎先は僅かに摘まんでありますが、焼き出しがありますので、刃区は生ぶです。ほつれ心で匂い口の締まった直刃調の刃文、鍛えには板目に交じって波状の肌合いと独特な映りも見られます。この極めと共にかなりの珍品です。








【売約済】商品番号:M-298 刀 三品但馬守宗次(無銘) 保存刀剣鑑定書付き

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