槍 美濃守藤原政常(三代)
(みののかみふじわらのまさつね)

Yari:Minonokami Fujiwarano Masatsune



新刀 江戸初期



刃長:15.2(五寸強) 反り:なし 元幅:2.08 元重ね:1.03 穴1



 平三角造り、五角塩首。 裏に棒樋有り。 鍛え、小板目詰み、細かな柾肌流れ、地沸厚く付き、地鉄概ね精良。 刃文、直刃調でほつれ交じり、刃縁の沸匂い一際深く、刃中繊細な金筋掛かり、匂い口すこぶる明るく、鎬寄りにも焼き入る。 帽子、直調でほつれて焼き詰風。 茎生ぶ、先栗尻、鑢筋違い。 時代研磨。 白鞘入り。



【コメント】
 尾張の政常一派は、関七流奈良派兼常の末流で美濃国納土(のうど)に生まれた初代政常が、永禄十年、尾張国春日井郡小牧村に分家独立したのが始まり、納土左助、太郎助と称し、初めは兼常と銘じたが、天正十九年、関白豊臣秀次の斡旋により相模守を受領、飛騨守氏房、伯耆守信高と共に、尾張新刀鍛冶の筆頭牽引役として活躍、以降同銘が幕末まで十代に渡ります。 
 作風は、沸出来の直刃ほつれ、匂い出来の直刃など直刃を得意とし、湾れ、末関風互の目乱れもあります。また槍、薙刀、小柄小刀の作多く、特に初代は無双の名人と評されました。
 本工は美濃守を冠していますので、三、四、五代の何れかになりますが、銘振り、茎仕立て等からして三代と鑑せられます。
 三代政常は、美濃大道の子、二代が早逝であったため養子として迎えられました。納土左助と称し、元和五年、美濃守を受領、寛文五年没。
 本作は寸法五寸強の平三角槍、綺麗な地鉄に、直刃調でほつれ交じりの刃を焼いており、刃縁の沸匂い一際深く、刃中繊細な金筋掛かり、匂い口すこぶる明るいなど、典型的な出来映えを示しており、鎬寄りにも焼きが入っています。
 時代の槍はどうしても研ぎ減り、疵の目立つものが多いですが、本作は小振りながら、地刃すこぶる健やか、茎も生ぶで穴一つ、銘も鮮明で正真間違いないでしょう。
 古い登録証は昭和二十六年三月千葉県登録、政常は代が上がれば上がるほどその現存作は貴重、得意の槍となれば見逃せません。








【売約済】商品番号:M-492 槍 美濃守藤原政常(三代)

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