太刀 (太刀銘)備州長船祐光
(びしゅうおさふねすけみつ)
文安元年二月日(一四四四年)


Tachi:Bisyu Osafune Sukemitsu



古刀・備前 室町前期
良業物 拵え付き
特別保存刀剣鑑定書付き




刃長:66.4(二尺一寸九分強) 反り:2.1 元幅:2.82
先幅:1.80 元重ね:0.70 先重ね:0.44 穴3(内1埋)




 鎬造り、鎬尋常丸棟低め、中切っ先。 表裏梵字の陰刻あり。 鍛え、小板目良く詰み、所々板目、流れ肌を交え、細かな地景を配し、総体的に映り心あり、地色明るく、地沸良く付き、地鉄精良。 刃文、直湾れ調で、刃縁沸匂い良く付き、刃中葉、小足、逆足が繁く入り、所々金筋、砂流し掛かり、匂い口潤むように明るく締まり気味となる。 帽子、湾れ調で先僅かに掃き掛け返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢筋違い。 銅に金着せハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。
 突兵風上拵え(江戸後期 全長97センチ 鞘 黒の呂塗り、こじり、輪栗型、鯉口、瓦金、銀研磨地無模様 割り笄、銀地刻み模様 下げ緒卯の花 柄 親鮫に卯の花柄巻き 縁頭、こじり等と同作 目貫、金無垢獅子図 鹿革を表緑、裏を茶に染めた柄袋付き 鍔 素銅地に大きく菊の花を据え赤銅と銀地で昼夜造り 耳の覆輪も同様 素銅に金着せ切羽)付き。



【コメント】
 長船祐光は、銘鑑等によると初代を永享(一四二九~四一年)頃とし、以降室町最末期の文禄頃まで七代に渡って続いたと伝えています。
 本工はその銘振り、年紀、地刃の出来、造り込みからして初代祐光の上品で美しい太刀、『文安元年二月日』の年紀は特に貴重です。 
 初代は六郎左衛門尉と称し、右京亮勝光、左京進宗光の父に当たります。また本工は、『応永備前』と呼ばれる盛光、康光、師光、『末備前』と呼ばれる勝光、祐定、清光らとの中間期、室町前期の永享から中期の応仁頃に掛けて活躍した備前鍛冶であることから、『永享備前』と呼ばれることもあります。
 本作は寸法二尺一寸九分強、丸棟で反り深めに付いた何ともしなやかで上品な太刀です。
 室町初期の応永頃と違って、永享以降室町中期に掛けては、打刀のスタイルがほぼ完成し、ほとんど太刀は見られなくなりますが、同工には康正三年(一四五七年)作の太刀が重要刀剣に指定されています。
 小板目良く詰んだ精良な地鉄は、地色明るく、所々板目、流れ肌を交え、総体的に映り心あり、直湾れ調の刃文は、刃中葉、小互の目足、小足、逆足が繁く入り、所々金筋、砂流し掛かり、匂い口潤むように明るく締まり気味となっています。刃縁、刃中の変化が古調で、探山先生の鞘書きにも『出来宜しく、さながら康光を見るが如し。』とあるように、応永康光風の綺麗な作です。
 一見して分かるこの地刃の明るさと冴え、余程鉄質が良くないとここまで上品な地刃にならないと思われます。おそらくは注文打ちの入念作でしょう。
 江戸期の突兵風拵えが付属しており、金無垢の獅子目貫、素銅地に大きな菊花を赤銅と銀地で据えた昼夜造りの鐔など、とても立派な作です。
 『永享備前』鍛冶代表、六郎左衛門尉祐光の太刀、中々現存作を見ない同工の太刀ともなればこんな希少な作はないでしょう。
















商品番号:M-660 太刀 (太刀銘)備州長船祐光 特別保存刀剣鑑定書付き 拵え付き

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