短刀 宇多国房
(うだくにふさ)


Tanto:Uda Kunifusa



古刀・越中 室町後期
保存刀剣鑑定書付き
『日本刀工辞典(古刀編)』所載品




刃長:28.5(九寸四分) 反り:0.2 元幅:2.85 元重ね:0.51 穴1



 平造り、庵棟尋常。 鍛え、やや黒みを帯びた地鉄には、板目肌が流れ心に肌立ち、白けるような沸映り立ち、地沸厚く付き、地鉄良好。 刃文、小互の目乱れを主体に、小乱れ、やや角張った刃、尖り風の刃を交え、刃縁の沸匂い深く、刃中金筋、砂流し掛かる。 帽子、直湾れ調で沸付き、先掃き掛け返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢勝手下がり。 銅に銀着せハバキ。 時代研磨(小サビ有り)。 白鞘入り。



【コメント】
 宇多一派は、鎌倉末期に大和国宇陀郡より越中へ移ったと伝わる古入道国光を祖とし、南北朝期には国光の子とされる国房、国宗、門下の国久、国次、友次らが活躍、以後同銘が継承され、室町時代には北陸道最大流派として栄えました。南北朝期を下らない作を古宇多、それ以降を宇多と総称しています。
 作風は、直刃調に小乱れ交じる大和風の出来を主体としますが、中には焼き幅広く、互の目を主体にやや角張った刃、小湾れを交えた烈しい相州伝乱れ刃もあります。それはさながら越中の名工である江義弘、則重を思わせるものです。
 本作は宇多国房の貴重な在銘短刀、前述のように、初代国房は、流祖国光の子、活躍期は南北朝末期から室町初期、年紀作では康応元年(一三八九)の短刀、次いで応永十二年(一四〇五)の短刀があります。
 本工はその後代、『藤代大鑑』こと、『日本刀工辞典(古刀編)』所載品で、同書によると、『文明(一四六九~一四八七年)頃の国房で、この時期の宇多物では国宗のみ多く、国房は稀である。』とあります。
寸法九寸四分、茎も生ぶで穴一つです。
 やや黒みを帯びた地鉄には、板目肌が流れ心に肌立ち、白けるような沸映りも見られます。小互の目乱れを主体に、小乱れ、やや角張った刃、尖り風の刃を交えた焼き刃は、刃中金筋、砂流し掛かるなど、典型的な地刃の出来です。
 地に少し鍛え肌もありますが、古い登録証は、昭和二十六年一月の千葉県登録『一八〇』号、『藤代大鑑』所載、貴重な宇多国房の在銘短刀です。








【売約済】商品番号:N-143 短刀 宇多国房保存刀剣鑑定書付き 『日本刀工辞典(古刀編)』所載品 

価格: ¥0 (税込)

返品についての詳細はこちら

お買いものガイド

月刊コレクション情報
2020年7月号
(6
/23発送)
会員の方のみご覧いただけます
月刊コレクション情報最新号の裏表紙に記載されているユーザー名とパスワードを入力して下さい。


見本誌請求(無料)はこちらから
最新情報をいち早くお届けいたします!



<ごあいさつ>

コレクション情報のホームページをご覧いただきありがとうございます!営業本部長の小牧です。お目当ての刀のお探しや、加工・製作のご相談など、なんでもお気軽にご連絡下さい!


(株)コレクション情報
〒500-8262
岐阜県岐阜市茜部本郷1-49
TEL.058-274-1960
FAX.058-273-7369

カレンダー
  • 今日
  • 定休日
  • 展示会

営業時間 9:00~18:00
FAX/メールは24時間受け付けております。

会社へお越しの際はご一報ください。

ページトップへ