刀子 隅谷正峰作
(とうす すみたにせいほう)


Tousu:Sumitani Seiho



現代・石川 拵え付き
人間国宝
自筆箱書付き




全長19.3 刃長7



鍛え、柾流れの交じる板目肌で、地沸良く付く。 刃文、直刃調。 金象嵌銘あり。 柄、鞘は象牙、正峯の銘あり。 ハバキ、金具類は金無垢。



【コメント】
 刀子とは、奈良時代から平安時代初期に掛けて、大宮人の装身具兼お守りとして、皇居に参内する人々が常に前帯に掛けていた小刀のことです。
 この作品は、天平時代の刀子の刀身を再現したもので、鞘も当時の技法を自らが研究し再現したものです。箱書きには『紅牙撥鏤(こうげばちる)鞘黄金魚形金具荘 正峯作之』とあります。
 『紅牙撥鏤(こうげばちる)』の『紅牙』とは、象牙で鞘を形作り、紅花から抽出した植物性のえんじ色(黒みを帯びた濃い赤色)の染料で染めること、
 『撥鏤』とは、象牙彫りの一種で『はねぼり』とも言い、表面を染色した象牙に毛彫りで文様を施したものです。彫った部分が下地の象牙色が見えるため、白く表されます。この技法は、奈良、平安時代ならではの技法ですが、正峯はこれを洗いざらい研究、本鞘の鳥や草花の彫りは、自身で撥ね彫りしたものです。草の一部には緑の彩色を施しています。ハバキ、吊り金具や石突金具は金無垢地、表面の細工も正峯の手によるものです。
 木箱に収められている正峯の略歴を見ると、『昭和五十年から正倉院の刀子の研究に入る。』とあり、『昭和六十一年十月、東京日本橋三越本店で撥鏤鞘刀子等の小品展を開催する。』とあることから、本作はその時の出品作と考えられます。
 美術家、芸術家、科学者でもあった希有な刀匠、人間国宝隅谷正峯ならではの珠玉の逸品です。














商品番号:N-211 刀子 隅谷正峰作 人間国宝 拵え付き 自筆箱書付き

価格: ¥680,000 (税込)
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