刀 (太刀銘)慶雲直弘
(けいうんなおひろ)
丁丑二二月日(平成九年)
Katana:Keiun Naohiro
現代・埼玉

刃長:72.2(二尺三寸八分強) 反り:2.0 元幅:3.00
先幅:1.98 元重ね:0.76 先重ね:0.48 穴1


【コメント】
慶雲直弘は小島寛と言い、昭和三十二年生まれ、埼玉県入間市の刀鍛冶、寿王源柳川直弘(三代)に弟子入りし、兄弟子の松原直弘(四代)に次いで五代目直弘を継承、慶雲と号しました。初代直弘は大慶直胤の門人です。本作は雉子股茎の上品な太刀姿、匂い勝ちに締まった端正な直刃は、刃中小足、ネズミ足、葉が間断なく入るなど、長船長光や景光の直刃調の出来を狙った作で、靖国刀を思わせる見事な出来映えです。ただ現状目立つヒケがありますので、ビシッと研ぎ上げることをお薦め致します。直刃のお好きな方にお薦めです。




お買いものガイド
