脇差し 佐州住藤原元彦
(さしゅうじゅうふじわらのもとひこ)
慶応元年二月日(一八六五)
Wakizashi:Sashuju Fujiwarano Motohiko
新々刀・佐渡
特別保存刀剣鑑定書付き

刃長:40.4(一尺三寸三分強) 反り:1.1 元幅:3.18 元重ね:0.70 穴1


【コメント】
氏江元彦は、佐渡国羽茂(はもち)本郷(現新潟県佐渡市羽茂本郷)出身、寛政五年(一七九三)生まれ、十九歳の時に江戸へ出て大慶直胤に学び、後に伊賀守金道に 朝廷及び幕府御用達鍛冶の免許を受けました。江戸期に於ける唯一の佐渡鍛冶、 登録証も新潟県です。同工七十三歳の頃の希少な現存作、太い沸筋が柾目状に走る鍛え、刃縁にほつれ、打ちのけ、食違い刃を交えた刃文など、見所多く、この度特別保存鑑定が付いたばかりの激生ぶ品、大珍品の佐渡島刀です。




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