短刀 氏房(無銘)
(うじふさ)
Tanto:Ujifusa(Mumei)
古刀・美濃 江戸末期 拵え付き
保存刀剣鑑定書付き

刃長:26.4(八寸七分強) 反り:僅かに内反り 元幅:2.77 元重ね:0.62 穴2

上小さ刀拵え(江戸後期 全長42.5センチ 鞘 細かな螺鈿散し鞘 こじり、鯉口は赤銅石目地 小柄、銘永川堂完度金印、四分一地片切彫毛彫、一部据紋金象嵌、尼僧の図 下げ緒深緑 柄 親鮫に黒糸柄巻き 縁頭、赤銅研磨地据紋象嵌色絵、燕の図 目貫、金色絵、松笠に蜘蛛の図)入り。

【コメント】
本作は生ぶ無銘ながら『氏房』と極められた短刀、氏房と言えば、若狭守か飛騨守ですが、飛騨守の短刀はまず見ませんので、若狭守の作で良いでしょう。箱刃風の互の目を焼き、研ぎ上がりですので、地刃がスカッと良く冴えた気持ちの良い一振り。外装は江戸期の小さ刀拵えで、金具類などを見ても大変立派な作です。


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