刀 薩州之住重次作(波平)
(さっしゅうのじゅうしげつぐつくる)
天文十三年八月吉日(一五四四)


Katana:Sassyunoju Shigetsugu



古刀・薩摩 室町末期 拵え付き
最上作 最上大業物
特別保存刀剣鑑定書付き
探山先生鞘書き有り




刃長:65.8(二尺一寸八分) 反り:1.8 元幅:3.05
先幅:1.96 元重ね:0.58 先重ね:0.40 穴2




鎬造り、鎬高く庵棟低め、中切っ先やや鋭角となる。 鍛え、総体的に板目が流れて肌立ち、随所に綾杉風を呈し、強い白け映り立ち、地沸厚く付き、地鉄良好。 刃文、細直刃調で、刃縁沸匂い良く付き、ほつれ、打ちのけ、二重刃掛かり、刃中葉、小足入り、金筋、砂流し掛かる。 帽子、細直調で大丸風となって焼詰める。 茎生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢切り。 銅に金鍍金ハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。 打ち刀拵え(江戸後期 全長90.5 柄長20 鞘 黒の呂塗り 下げ緒金茶 柄 鮫に黒柄巻き 縁頭、鉄地鋤出彫色絵、火炎不動の図 鍔 鉄地丸形肉彫透、紅葉の図)付き。



【コメント】
戦国時代の薩摩国は、隣国の大隅国、日向国と九州覇権を巡って烈しい戦いを繰り広げました。それに伴って刀剣需要が急激に増大すると、薩摩国では、波平正系鍛冶以外にも、傍系、分派鍛冶の貞次、貞清、宗俊、純明、純貞、清佐、清貞、重吉、重次、重鑑(あき)らが大いに活躍しました。
本工の重次は、前述のように波平鍛冶の一人、銘鑑等によると、薩摩国出水(いずみ)、現在の鹿児島県出水市出身で、その活躍期は天文(一五三二~五五)から永禄(一五五八~七〇)頃としています。
  探山先生鞘書きによると、『重吉、重鑑、重次ら、重を通字とする鍛冶は、波平一派の中にあって石神系と称され、主たる鍛刀地は、大隅国高隈(たかくま)で、薩摩でも鍛刀した。』とあります。
高隈は、現在の鹿児島県鹿屋(かのや)市高隈地区、九州南東部、大隅半島の中央部に位置し、大隅湖、高隈ダムに程近く、高隈山地とその周辺の自然に囲まれた地区です。鹿屋市に編入される以前は高隈村でした。これら石神系鍛冶は、薩摩と高隈を往来したものと考えられます。
本作は寸法二尺一寸八分、先反り付いた室町末期の打刀スタイル、稀少な天文十三年(一五四四)の年紀入りです。
総体的に板目が流れて肌立つ地鉄は、随所に波状の綾杉肌を交え、強い白け映り立ち、細直刃調の焼き刃は、刃縁ほつれ、打ちのけ、二重刃掛かり、刃中金筋、砂流し掛かる出来です。
  鞘書きにも、『真率な細直刃を焼き、地鉄は不規則な綾杉状を見せて白け映りが立つなど、古色があって、古波平以来の伝統を墨守する優品也。』とあります。
時代相応の研ぎ減り、鍛え肌もありますが、この度、特別保存鑑定が付いたばかりの生ぶい一振り、時代の外装付きです。
一見して波平鍛冶と分かるこの地刃は大きな見所、茎の銘も味のある良い銘、年紀も大変貴重、薩摩刀にありがちな茎荒れも特になく、貴重な現存作になるでしょう。
波平鍛冶らしい渋い味わいを堪能して頂ける刀、本誌初掲載、薩摩だけでなく、大隅高隈の郷土刀としても珍重される波平重次です。





 

 

 

 

 




商品番号:N-960 刀 薩州之住重次作(波平) 天文十三年八月吉日(一五四四) 拵え付き 特別保存刀剣鑑定書付き 探山先生鞘書き有り

価格: ¥990,000 (税込)
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