短刀 備前国住長船清光(孫右衛門尉)
(びぜんのくにじゅうおさふねきよみつ)
永禄五年二月日(一五六二)


Tanto:Bizennokuniju Osafune Kiyomitsu



古刀・備前 室町末期
特別保存刀剣鑑定書付き




刃長:25.7(八寸五分弱) 反り:僅かに内反り 元幅:2.59 元重ね:0.75 穴1



平造り、庵棟低い。 鍛え、杢目に板目を交え所々流れて肌立ち、地沸厚く付き地景入り、地鉄良好。 刃文、直刃調で、刃縁沸匂い良く付いてほつれ交じり、刃中葉、僅かに小互の目足入り、金筋、砂流し掛かる。 帽子、直調で先小丸に返る。 茎生ぶ、先刃上り栗尻、鑢浅い勝手下り。 銅に銀着せ二重ハバキ(被せ部分は金着せ)。 時代研磨(ヒケ、切っ先に細かな刃アタリ有り)。 白鞘入り。
合口拵え(現代作 全長46.5 鞘 焦げ茶の呂塗り 下げ緒焦げ茶 小柄、赤銅研磨地容彫色絵、因幡の白兎図 小刀金道 柄 鮫に黒塗り出し鮫 目貫、赤銅容彫丸形、据紋金象嵌桐紋図)付き。



【コメント】
長船清光一派は、室町末期を中心に活躍、同銘多数で与三左衛門尉、源五郎、彦兵衛尉、弥右衛門等がいますが、その中でも五郎左衛門尉、子の孫右衛門尉の技術は群を抜いており、名実共に同派の棟梁格に当たります。また清光系は全般的に直刃を得意としています。
本作は俗名入りではありませんが、その特徴的な銘振り、作風から孫右衛門尉清光に紛れのない直刃の典型作、勿論鑑定書にも但し書きがあります。
寸法八寸五分弱、身幅重ねしっかりとした短刀、地刃が健やかで、ズシッとした重量感があります。
杢目に板目を交えて所々うねるように肌立つ地鉄、直刃調で、刃縁沸匂い良く付いてほつれ交じり、刃中葉、僅かに小互の目足入り、金筋、砂流し掛かる出来は、末備前清光の典型を示しています。
地に少し鍛え肌もありますが、総体的に地刃は健全で特別保存鑑定付き、渋い合口拵えも付いた味わい深い孫右衛門尉清光です。












【売約済】 商品番号:O-287 短刀 備前国住長船清光(孫右衛門尉) 永禄五年二月日(一五六二) 特別保存刀剣鑑定書付き 拵え付き

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