短刀 包定(手掻)
(かねさだ)


Tanto:Kanesada



古刀・大和 室町前期 拵え付き 
保存刀剣鑑定書付き




刃長:24.3(八寸強) 反り:なし 元幅:2.37 元重ね:0.81 穴1



平造り、三つ棟低め。 表に梵字、裏は護摩箸の彫り有り。 鍛え、板目肌立ち、所々流れ、地に黒みがあり、地沸厚く付き、地鉄良好。 刃文、広直刃調で小互の目、喰違い刃交じり、刃縁良く沸付いてほつれ交じる。 帽子、直調で沸付き、先掃き掛け長く返る。 茎生ぶ、先浅い栗尻、鑢檜垣。 銀に金鍍金ハバキ(太陽と月の透かし、瑞雲と波を彫る)。 時代研磨(細かなヒケ有り)。 白鞘入り。
合口拵え(現代作 全長39.5 鞘 黒石目 下げ緒紺 柄 鮫黒塗り出し鮫 目貫、銀地金色絵、鈴虫図)付き。



【コメント】
手掻一派は、鎌倉末期の包永を祖として、大和五派の中では最も繁栄した一派で、新刀期に入っても文珠鍛冶として分派、南紀重国、陸奥守包保などの名工を輩出しました。包定は同派の代表工で、初代を南北朝末期永徳(一三八一~八四)、二代応永(一三九四~一四二八)、三代嘉吉(一四四一~四四)と続き、以後新刀期まで同銘が数代に渡ります。
本作は貴重な包定の在銘短刀、無銘ながら『手掻包清』と極められた一振り、寸法八寸強、三つ棟で重ねの厚い造り込みで、鑑定書には『時代室町前期』とありますので、三代包定と鑑せられます。
広直刃調で小互の目、喰違い刃を交えた焼き刃は、刃縁にほつれ交じる出来、 地に少し鍛え肌もありますが、地刃は健全、茎も生ぶで穴一つ、手掻包定短刀です。












【売約済】商品番号:O-318 短刀 包定(手掻) 保存刀剣鑑定書付き 拵え付き 

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