刀 豊前住河野貞光作
(ぶぜんじゅうこうのさだみつつくる)
戊寅年七月吉日(平成十年)(一九九八)


Katana:Buzenju Kouno Sadamitsu



現代・福岡 拵え入り



刃長:72.8(二尺四寸強) 反り:1.6 元幅:3.31
先幅:2.47 元重ね:0.67 先重ね:0.51 穴1




鎬造り、鎬尋常庵棟高め、中切っ先延びる。 表裏共に棒樋をハバキ下で掻き流す。 鍛え、小板目肌良く詰み、地沸微塵に厚く付き、細かな地景繁く入り、地鉄精良。 刃文、大互の目乱れ主体に小互の目を交え、刃縁匂い勝ちにやや沈み勝ちとなる。 帽子、湾れ込んで焼き深く先やや大丸に返る。 茎生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢化粧大筋違い。 銀ハバキ。 時代研磨(刃先にサビ有り)。
打ち刀拵え(現代作 全長107 柄長26 鞘 乾漆黒石目 下げ緒鉄紺 柄 黒塗り鮫に黒表革柄巻き 縁頭、肥後現代作 目貫、現代作鯰の図 鍔 鉄地撫木瓜形透、松の図)入り。  



【コメント】
貞光は河野博と言い、昭和二十五年(一九五〇)生まれ、福岡県京都(みやこ)郡みやこ町犀川本庄で鍛刀しました。桜井卍正次系門人であった父国光に学び、後に人間国宝月山貞一門下に入っています。岩をも斬り裂くと云うその斬れ味は、居合い抜刀愛好家の間で大人気となり、平成以降では、最も有名になった現代の最上大業物鍛冶ですが、平成二十五年(二〇一三)、六十三歳没。
本作は平成十年(一九九八)、同工四十八歳の頃の作、寸法二尺四寸強、切っ先力強く延び心、地沸が微塵に厚く付いた精良な地鉄に、大互の目乱れ主体の刃を焼き、刃縁も沈み勝ちで如何にも斬れ味が鋭そうですが、樋が入っていますので、居合い用としてお薦めします。
一度は手にしたい河野貞光刀、近年益々入手困難になってきた現代最強の一振りです。
鞘を払って1,004g、現状刃先にサビがありますので、価格はそれを踏まえております。
















【売約済】商品番号:O-324 刀 豊前住河野貞光作 戊寅年七月吉日(平成十年)(一九九八) 拵え入り

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