刀 (太刀銘)播磨国住高見国一作之
(はりまのくにじゅうたかみくにいちこれをつくる)
平成二十三年 仲秋


Katana:Harimanokuniju Takami Kuniichi



現代・兵庫
無鑑査刀匠




刃長:78.3(二寸五寸八分強) 反り:2.9 元幅:3.53
先幅:2.67 元重ね:0.80 先重ね:0.56 穴1




鎬造り、鎬高め庵棟低い、中切っ先で猪首風にやや詰まる。 鍛え、小板目詰み、所々波状の流れ肌を交え、地色明るく、ほのかに映り立ち、地沸付き、地鉄精良。 刃文、大房丁子乱れを主体に、多種の丁子刃を交え、刃縁匂い深く明るく冴え、刃中丁子足、繊細な金筋、砂流し掛かる。 帽子、乱れ込んで焼き深く、先僅かに返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢筋違い。 金着せ二重ハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。



【コメント】
令和初及び兵庫県初の無鑑査刀匠高見国一(くにいち)、無鑑査河内国平の一番弟子による、華やかな備前伝丁子の会心作です。
高見太郎国一(くにいち)は、本名高見一良と言い、昭和四十八年生まれ、兵庫県佐用町(さようちょう)出身で、平成四年、奈良の無鑑査刀匠河内国平の一番弟子となって七年間修行しました。ちなみに二番弟子以降は、次郎国悦、三郎国宗、二二(四)郎国寿、五郎国之、六郎国天、七郎国真と続きます。 平成十一年に独立して、地元佐用町に『高見国一鍛刀場』を開設、平成十二年、『新作名刀展(現在は現代刀職展)』に入選して以来、令和元年までの二十年間、最高賞である『日本美術刀剣保存協会会長賞』、『高松宮記念賞』を筆頭に『寒山賞』、『薫山賞』等々を連続受賞、同年日刀保の殿堂入りを意味する無鑑査に認定されました。これは令和及び兵庫県初となります。
作風は、師同様に古作備前一文字派の丁子刃を得意としており、匂い出来の刃文、映りの出し方等、師に勝るとも劣らない技量の持ち主です。
本作は平成二十三年、同工三十八歳の頃の作、寸法二寸五寸八分強、猪首風にやや詰まった切っ先、元先身幅の差が少ない豪壮無比なスタイルは、鎌倉中期に最盛期を迎えていた福岡一文字写しの傑作です。
精良な小板目肌に上品な流れ肌を交えた地鉄は、地色明るく、ほのかに映り心があり、鎬に掛かる程華やかな一文字丁子刃は、大房丁子を主体に、多種の丁子刃を織り交ぜ、刃縁匂い深く明るく冴え、刃中丁子足、繊細な金筋、砂流し掛かるなど、破綻なく見事に焼いています。
平成三〇年(二〇一八)に高松宮記念賞(最高賞)を受賞した作品が、『刀剣美術』の『名刀鑑賞』掲載されるなど、今正に飛ぶ鳥を落とす勢いの高見国一、『名刀鑑賞』と言えば、『刀剣美術』では毎回恒例、最初にある折り畳みページの刀剣です。
また近年では、隕石鉄を用いたいわゆる『流星刀』の製作にも取り組んでいると聞きますので、『以流星隕鉄鍛之』などと刻まれた作も後々出て来るかもしれません。
同工と親しい方に聞いた所によると、現在は年間六振りしか打たないそうで、注文打ちは五、六年待ちとも聞きます。無鑑査認定となった昨年来、知名度、人気は鰻登り、価格も高騰していますので、この機会をお見逃しなく。
師に勝るとも劣らない技量を存分に示した古作一文字写し、無鑑査高見国一の自身作です。














【売約済】商品番号:O-407 刀 (太刀銘)播磨国住高見国一作之 平成二十三年 仲秋(二〇一一) 無鑑査刀匠

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