太刀 遠近
(とおちか)


Tachi:Tochika



古刀・備前 鎌倉前期
特別保存刀剣鑑定書付き
探山先生鞘書き有り




刃長:67.4(二尺二寸二分強) 反り:1.7 元幅:2.64
先幅:1.59 元重ね:0.59 先重ね:0.37 穴2




鎬造り、鎬高め庵棟低い、小切っ先。 鍛え、小板目に板目交じり、所々強く肌立って流れ、映り立ち、地沸厚く付き、地景入り、地鉄良好。 刃文、小乱れ、小丁子、小互の目を主体とし、刃縁沸匂い深く、所々荒沸付いて潤み勝ちとなり、刃中小足入り、一部金筋、砂流し烈しく掛かる。 帽子、直調で焼き詰め風。 茎磨り上げ、先浅い栗尻、鑢切り。 銅に金着せハバキ(着せに剥がれ、傷み有り)。 時代研磨(サビ、ヒケ有り)。 白鞘入り。



【コメント】
本作は備前遠近の希少な在銘太刀、寸法二尺二寸二分強、しなやかで上品な太刀姿で、下が生ぶ穴で三寸程磨り上がっていますが、元来は二尺六寸近くあったことが分かります。
生ぶ穴の上棟寄りには、同工の典型的な書体の大振りな二字銘が残されています。
遠近は、一般的に古備前正恒系門人である恒遠の子で、活躍期を鎌倉前期の承久(一二一九~二二)頃と伝えており、藤代大鑑(日本刀工辞典)などでも、『古備前遠近』として扱われているため、そのイメージも強いですが、一説によると、畠田系の祖とも伝えています。実際在銘現存作には、畠田守家や備前三郎国宗を思わせる丁子の目立つ華やかな作も多く、古備前風の作はほとんど見られません。
重要文化財及び近年の特別重要図譜等の表記を見ても、『作者 古備前遠近』とはせず、『備前国遠近』としています。在銘現存作も少ないため、現在の所、鎌倉中期を下らない備前鍛冶であることは間違いないものの、はっきりとした系統は今後の研究に委ねられています。
本作は小乱れ、小丁子、小互の目を主体とし、刃縁沸匂い深く、所々荒沸付いて潤み勝ちとなり、刃中小足入り、一部金筋、砂流しが烈しく掛かる出来で、決して華やかな丁子刃主体の出来ではありませんが、こちらの作の方がグッと時代が上がると思われます。
大変生ぶい一振りで、現状ヒケ、サビがあり、地刃に鍛え肌、研ぎ減り等もありますが、刃が何とも古調、上手な研ぎでかなり見栄えも違ってくるでしょう。
まだまだ研究の余地がある備前遠近の貴重な在銘品として、非常に価値のある一振りです。
















【売約済】商品番号:O-416 太刀 遠近 特別保存刀剣鑑定書付き 探山先生鞘書き有り

価格: ¥0 (税込)

返品についての詳細はこちら

お買いものガイド

月刊コレクション情報
2022年12月号
(11
/21発送)
会員の方のみご覧いただけます
月刊コレクション情報最新号の裏表紙に記載されているユーザー名とパスワードを入力して下さい。


見本誌請求(無料)はこちらから
最新情報をいち早くお届けいたします!


<ごあいさつ>

コレクション情報のホームページをご覧いただきありがとうございます!営業本部長の小牧です。お目当ての刀のお探しや、加工・製作のご相談など、なんでもお気軽にご連絡下さい!


(株)コレクション情報
〒500-8258
岐阜県岐阜市西川手7丁目89
TEL.058-274-1960
FAX.058-273-7369

カレンダー
  • 今日
  • 定休日
  • 展示会

営業時間 9:00~18:00
FAX/メールは24時間受け付けております。

会社へお越しの際はご一報ください。

ページトップへ