薙刀　武州下原住廣重
(ぶしゅうしたはらじゅうひろしげ)

Naginata:Bushu Shitaharaju Hiroshige

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新刀　江戸前期
保存刀剣鑑定書付き



刃長：40．8(一尺三寸五分弱)　反り：2．6
茎長：39．0　元幅：3．17　元重ね：0．81　穴1



薙刀造り、鎬高め庵棟低め。　表裏共に薙刀樋に添え樋をハバキ下で丸留め、朱を入れる。　鍛え、板目に杢目、流れ心を交えて肌立ち、地沸厚く付き、地景入り、地鉄良好。　刃文、比較的揃った互の目をやや腰開きに焼き、刃縁良く沸付いてやや沈み勝ちに締まり、刃中金筋、砂流し掛かる。　帽子、湾れ込んで先僅かに掃き掛け返る。　茎生ぶ、先急な刃上がり栗尻、鑢切り。　白鞘共木ハバキ。　時代研磨。　白鞘入り(鞘は拵え用で海老茶叩き塗り)。



【コメント】
廣重は新刀期武州下原鍛冶、同銘が数代ありますが、本作は寛文頃の作と鑑せられます。ザングリとした肌合いに如輪杢風の鍛え交じる地鉄、刃も典型、地刃健やかで大きな欠点はありません。真面目な下原廣重です。

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商品番号：O-443　薙刀　武州下原住廣重　新刀　江戸前期　保存刀剣鑑定書付き

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