脇差し 石州出羽貞綱(生ぶ無銘)
(せきしゅうでわさだつな)
Wakizashi:Sekishu Dewa Naotsuna
古刀・石見 南北朝末期~室町初期
特別保存刀剣鑑定書付き

刃長:39.6(一尺三寸一分弱) 反り:0.8 元幅:3.12 元重ね:0.67 穴2


【コメント】
貞綱は正宗十哲に名を連ねる直綱の子で、父と共に相伝備前鍛冶の代表格です。初代を南北朝中期とし、室町中期まで同銘が数代に渡ります。鍛刀地の出羽(いずわ)は、現在の島根県邑智郡邑南町(おおちぐんおおなんちょう)出羽付近に当たります。本作は生ぶ無銘、室町初期を下らない作と鑑せられ、地に少し鍛え肌等もありますが、石州直綱一派の一作風を示した真面目な作です。


お買いものガイド
