鎧通し(短刀) 吉光
(よしみつ)
Yoroidohshi(Tanto):Yoshimitsu
古刀・土佐 室町後期 拵え付き
保存刀剣鑑定書付き

刃長:22.2(七寸三分) 反り:内反り 元幅:2.04 元重ね:0.83 穴1

合口拵え(江戸期 全長42センチ 鞘 黒の呂鞘に金蒔絵、梅に松、折り鶴図、下げ緒黒 柄、出し鮫に出し目貫、赤銅容彫梟図)付き。

【コメント】
本作は土佐吉光の在銘正真短刀、寸法七寸三分、重ね厚く、切っ先に向けて鋭角となる造り込みからして、室町期の典型的な鎧通しのスタイルを示しています。小沸出来で潤み勝ちな糸直刃の刃文、小板目が無地風に詰んだ地鉄は、総体的に白け心があり、流れ肌が強く肌立つ鍛えは、如何にも土佐吉光らしい渋い味わいの出来、地に鍛えも少々見られますが、銘字も比較的鮮明で、鑑定書もピシッと付いています。梅、松、折り鶴の金蒔絵を施した合口拵えが付いています。



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