刀 備前守藤原氏房
(びぜんのかみふじわらのうじふさ)


Katana:Bizennokami Fujiwarano Ujifusa



新刀・尾張 江戸初期 業物
特別貴重刀剣認定書付き




刃長:76.8(二尺五寸三分強) 反り:1.4 元幅:3.05
先幅:1.92 元重ね:0.71 先重ね:0.50 穴3




鎬造り、鎬高め庵棟尋常、中切っ先鋭角に延びる。 鍛え、小板目肌良く詰み、所々板目が流れ心に肌立ち、地沸厚く付き、地景良く入り、地鉄良好。 刃文、湾れ乱れ調で、刃縁良く沸付いて明るく冴え、刃中葉、小足、小互の目足入る。 帽子、直調で焼き深く、先小丸風に長く返る。 茎磨り上げ、先栗尻、鑢切り。 真鍮に銅鍍金ハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。



【コメント】
備前守氏房は、文禄四年、初代飛騨守氏房の子として尾張清洲に生まれました。
元和七年、二十七歳の頃に備前守を受領、三代目氏房を襲名、寛永十一年、四十歳の頃には隠居して、四代氏房(二代飛騨守)へ家督を譲りました。
年紀作に見る活躍期は、寛永四年から寛文五年としていますが、ほとんど作を見ません。翌六年、七十二歳没。
銘の書体は、祖父若狭守に良く似ており、『備前守氏房』、『備前守藤原氏房』、  隠居後は、『備前守氏房入道』と切ります。
作風は、細やかな地鉄に、氏房系特有の沸出来の湾れ乱れが多く、大乱れ、直刃調もあります。
本作は、貴重な備前守氏房の在銘現存作、少し磨り上がっていますが、寸法二尺五寸三分強、元来二尺七寸程あったことが分かります。銘も問題ないでしょう。
年紀はありませんが、前述したように、入道銘ではありませんので、寛永十一年以前、同工三十代の作となります。
湾れ乱れ調で焼きが深く、刃縁が締まってスカッと冴えた出来は、一見して氏房系と分かる作域が存分に示されています。
本誌初掲載、何故か滅多にお目に掛からない備前守氏房の佳品、氏房系コレクションとしても絶対に外せません。
















【売約済】商品番号:P-828 刀 備前守藤原氏房 特別貴重刀剣認定書付き

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