脇差し　陸奥守藤原信貞(越前下坂一派)
越前住

Wakizashi:Mutsunokami Fujiwarano Nobusada

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新刀・越前　江戸前期
特別貴重刀剣認定書付き



刃長：53.2(一尺七寸六分弱)　反り：1.6　元幅：2.83
先幅：1.91　元重ね：0.58　先重ね：0.40　穴1



鎬造り、鎬高め庵棟低め、中切っ先。　鍛え、板目詰み、所々流れて肌立ち、地沸良く付き、地景入り、地鉄良好。　刃文、直調の焼き出しから、互の目乱れ主体で、小互の目、大互の目、丁子風の刃、角張った刃を交え、刃縁荒沸良く付いて締まり気味、刃中互の目足良く入る。　帽子、湾れ込んで沸付き、先僅か掃き掛け返る。　茎生ぶ(僅かに区送り)、先剣形、鑢大筋違い。　銅に金鍍金ハバキ。　時代研磨(小サビ有り)。　白鞘入り。



【コメント】
陸奥守信貞は、千手院の末裔とも伝えられる越前下坂鍛冶、『千手院十一代陸奥守藤原信貞』と切った作もあります。初二代があり、初代が延宝、二代が元禄とし、本作は初代と鑑せられます。出来からして如何にも越前下坂、銘も全く問題ないでしょう。大きな欠点はありません。

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商品番号：P-914　脇差し　陸奥守藤原信貞(越前下坂一派)　特別貴重刀剣認定書付き

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