脇差し (折返銘)備州長船盛光
(びしゅうおさふねもりみつ)


Wakizashi:Bishu Oasafune Morimitsu



古刀・備前 室町初期 大業物
特別保存刀剣鑑定書付き




刃長:35.9(一尺一寸八分強) 反り:0.3 元幅:2.90 元重ね:0.60 穴3(内1埋)



平造り、三つ棟低い。 表裏共に棒樋と連れ樋をハバキ下で丸留める。 鍛え、板目に杢目、流れ肌を交えて良く詰み、所々大模様に上品に肌立ち、地沸厚く付き、地景良く入り、乱れ映り立ち、地鉄精良。 刃文、互の目乱れを主体とし、小互の目、角張った刃、丁子風の刃を交え、刃縁匂い勝ちに小沸付いて明るく締まり、刃中柔らかな金筋、砂流し掛かる。 帽子、乱れ込んで先尖り心に返る。 茎僅かに磨り上げて折返銘、先切り、鑢筋違い。 銅に金着せハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。



【コメント】
長船盛光は、同銘が数代に渡っていますが、室町初期応永(一三九四~一四二八)頃に活躍した修理亮(しゅりのすけ)盛光が最も上手く、同時期の康光、師光と共に『応永の三光』とも呼称される応永備前鍛冶の代表工です。
応永備前の作風は、互の目丁子刃を主体にして、一見鎌倉期の一文字派の作域を思わせるものがありますが、焼き刃に腰開きの乱れが目立つ点、応永杢と呼ばれる杢目が目立って肌立つ点、直調の映りが多い点、乱れ込んで先が尖って返るローソク帽子などに、応永備前ならではの特徴が見られます。 本作は、僅かに磨り上げて折返銘となっていますが、その銘振りからして修理亮盛光に間違いないなく、割と初期の銘と鑑せられます。
寸法一尺一寸八分強、身幅しっかりとした平脇差しです。
良く練られた応永杢が顕著に現れた地鉄には乱れ映り立ち、互の目乱れ主体の刃は、小互の目、角張った刃、丁子風の刃を交え、刃縁明るく締まり、刃中柔らかな金筋、砂流し掛かり、帽子も乱れ込んで先尖り心に返るなど、応永備前の一作風が良く示された佳品です。
綺麗な応永杢鍛えと乱れ映りは大きな見所、応永備前お好きな方にはお薦めです。










商品番号:Q-057 脇差し (折返銘)備州長船盛光 特別保存刀剣鑑定書付き

価格: ¥950,000 (税込)
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