脇差し 寿命(生ぶ無銘)
(びしゅうおさふねかげむね)
観応二年八月日(一三五一)


Wakizashi:Jumyo



新々刀・美濃 江戸最末期 毛抜形変わり拵え入り
保存刀剣鑑定書付き




刃長:32.5(一尺七分強) 反り:2.3 元幅:2.51
先幅:1.76 元重ね:0.56 先重ね:0.36 穴1




鎬造り、鎬庵棟低い、中切っ先。 鍛え、小板目沈んで無地風に詰み、地沸付き、地鉄良好。 刃文、互の目丁子乱れ主体で、小互の目を交え、刃縁匂い勝ちに小沸付いて明るく締まり気味となる。 帽子、乱れ込んで焼き深く、良く沸付き、先掃き掛け返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢筋違い。 銅に金鍍金ハバキ。 時代研磨。
脇差変り拵え(幕末期 全長49.5 鞘柄共に黒漆塗、水玉模様図 縁頭も同様に黒漆塗 目貫部分は、抜き型合わせ目貫、金色絵 鍔 素銅石目地葵形、猪の目透)入り。



【コメント】
毛抜形太刀は、平安期に蝦夷の蕨手刀から発展したと云われており、平安中期から後期に掛けて、このスタイルが確立されました。刀剣外装の中で最も古いものの一種とされており、儀礼用のみでなく、当時の実戦刀としても使用されました。最大の特色は、柄の中央に毛抜形の透かし彫りを施してあることです。
鎌倉期以降、刀身に毛抜形の透かしを入れず、普通の太刀を使用するようになると、柄には毛抜形の長い飾り目貫を据えた略式のものとなり、主に儀礼用として近世に及んでいます。
本作は、生ぶ無銘、鎬造り小脇差し、反り深い輪反りの独特なスタイルの特注品で、新々刀寿命の極めが付されています。
匂い出来の華やかな互の目丁子乱れを焼いており、大きな疵はありません。
茎には毛抜形の透かし彫りがあり、柄金具をはめ込むスタイルになっています。
小脇差しの寸法ながら、正に毛抜形太刀風の大変ユニークな逸品です。










【売約済】商品番号:Q-155 脇差し 寿命(生ぶ無銘) 保存刀剣鑑定書付き 毛抜形変わり拵え入り

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