刀 日州国正作(松葉国正)(現景正)
(にっしゅうくにまささく)
令和元年小春(二〇一九)
Katana:Nisshu Kunimasa
現代・宮崎 拵え入り 注文打ち特注品
無鑑査刀匠

刃長:73.9(二尺四寸四分弱) 反り:2.0 元幅:3.58
先幅:2.88 元重ね:0.67 先重ね:0.52 穴2(内1忍)
打ち刀拵え(現代作 全長106 柄長25 鞘 焦げ茶乾石目 下げ緒、深紫 柄 親鮫に焦げ茶表革柄巻き 縁頭、燻銀地現代作、荒波図 目貫、銀地現代作、鶴の図 鍔 鉄研磨地竪丸形透、荒波図)付き。
【コメント】
国正は、松葉一路(いちろ)と言い、昭和三十四年、宮崎県日向市出身、昭和五十八年、二十四歳の頃、自身が居合い抜刀に使用する刀の作刀を依頼したことが切っ掛けで、山梨の小林康宏に入門しました。小林刀匠と言えば、鉄板をも斬り裂く『リアル斬鉄剣』作者として名高い、現代刀工の革命児です。
昭和六十二年に師が没すると、同門兄弟子、岡山の安藤広清の下でさらに学び独立、故郷日向市の自宅に鍛刀場を構えました。平成二年の新作刀展覧会にて初入選すると、以後毎年出品し、日刀保協会会長賞、薫山賞、寒山賞等の特賞を連続受賞、平成二十六年に無鑑査に認定されました。令和四年九月には、宮崎県無形文化財保持者に認定、同年国正から景正へ改銘しています。
作風は、備前や相州上工を狙った、豪壮で華やかな作を得意とします。中でも長船長義写しは、同工の真骨頂とも言える作風で、新作名刀展では何度も特賞を受賞しています。
本作は、令和元年(二〇一九)、同工六十歳の頃の作、国正刀匠と親しい間柄であった前所有者の方が直接注文した特注品です。
抜刀用で製作したのですが、結局未使用のまま、弊社が譲り受けました。
元先身幅がこれだけの広さながら、重ねは厚みをやや抑えるなど、寸法、反り、身幅、重ね、重量等々、細かく打ち合わせしたそうです。
互の目に湾れ交じりの刃は、刃縁荒沸良く付いて匂い深く、やや沈み勝ちに締まり、湯走り、二重刃風の沸筋掛かり、刃中葉、小足が繁く入っており、帽子は湾れ調で焼き深く、先尖り心に返るなど、出来は相州上工、中でも左文字を思わせる覇気溢れる一振りです。
鞘を払って1,184g、重量はしっかりあるものの、バランスが良いのか、思ったより振り易いですが、使うのは惜しいので、観賞用でお願いします。
令和時代の『斬鉄剣』作者、無鑑査松葉一路国正(景正)の注文打ち特注品、現代最強の斬れ味です。





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