鍔:菊花に勝虫の図
銘・洛北凹凸山人 時年七十九 伯応作


Tsuba:Kikukani Kachimushino Zu


特別保存刀装具鑑定書付



縦70.6mm 横63mm 厚4.6


【コメント】
 鉄研磨地長丸形、毛彫、片切彫、銀平象嵌、金布目象嵌

 後藤家の棹尾を飾る天才、重要文化財「吉野山」をはじめ実に多くの名作を残しています。
 後藤一乗は寛政三年(1791年)生まれ、父は後藤七郎右衛門重乗、母は二条家の臣、野間氏の娘の次男に生まれ、九才の時に後藤謙乗家の養子となります。養父没後十五歳で家督を相続し当主となり、名を光行と改名しています。
 文政三年、光格天皇の正宗の刀の装具を製作し法橋に叙され、これを機に一乗光代と改名、幕府、皇室
双方からの刀装具の製作を見事に成し遂げ、その後、その功により最高位である法眼位を賜っています。
 天才一乗は、十五歳から明治九年歿する八十五歳までの七十二年間、あらゆる技法を駆使した精緻で美しく見事な作品を世に送り出し、それまでの後藤家にはなかった新しい世界を開花させました。
 一乗の作に魅入られた門人達の中には、幕末期から明治期かけて活躍した名人が名を連ねています。一乗の「一」を冠した、一琴、一至、一真、一匠、今井永武、佐藤義照、荒木東明などが有名です。
 この鍔は、鉄研磨地に銀で平象嵌した菊と勝虫を配し、散りばめられた金で水辺を絶妙な煌めきで表現し、枝葉は広めの鏨で切りつけた片切彫で表現されています。自然のたたずまいの感動をそのまま自身の感覚で表現した作です。それは、並外れた技量、絵心に加えて、家柄の良さから溢れ出る品格、文化意識高い京で学び育った一乗ならではの丹精な作品となっています。
 凹凸銘は後藤宗家の掟(鉄は用いない)をはばかって用いられたと伝えられ、七十九歳の晩年、京の作と洒落て銘を残したと思われます。
 鍔、ましてや鉄鍔の小さな空間に表現された日本の風情、この上なく上品であり優美です。一乗ならではの実に見事で高尚な芸術作品と言えます。













商品番号:V-1781 鍔:菊花に勝虫の図 特別保存刀装具鑑定書付

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