店長日記

コレクション情報の小牧です。

皆さま、こんにちは、こんばんは、コレクション情報の小牧です。

コロナ疲れという言葉が蔓延するほどですから、皆様もうんざりしてきているのではないでしょうか?

緊急事態宣言が発令されてから1ヶ月ちょっとが経ち、コロナの感染者もメディアの数字ではピークは去ったのかなとようやく感じられるようになりました。

いかに、日常生活が大事か、自由に行動できることが幸せかを改めて感じているかと思います。

僕もそうであり、仕事面に関して、売上等はもちろんですが、展示会の中止や、お客様の来社、訪問がなくなり、直にお客様と接する機会の損失がとても大きく感じています。

この状況下で、いかにお客様に楽しみを与えられるかを常に考えていますが、インターネットでの見せ方以外思いつかず歯がゆい思いをしております。

自宅から出られない分、ゆっくり刀を見る時間は皆様あるかと思うので、そこにもう少しワクワクを付けられたらと考えています。


私生活では、家にいる時間が多く、始めは子供と接する時間が増え良かったのですが、奥さんの機嫌は、日に日に悪くなる一方です。料理等して、機嫌を取ろうとキッチンに立っても気に入らないようでさらに機嫌が悪くなると悪循環に、、、今では、かなり家に居づらくなってきています(泣)

「亭主元気で留守が良い」という言葉がよぎります。


最近は出張が減り、時間が増えたためこれからの「刀剣の世界」について考えることが多くなりました。あくまで僕個人の考察ですので。

今回は、巷で良く騒がれている、AIや、オンラインによって世界が変わると言われている物と比較しながら話していきたいと思います。

今後より一層、アナログからデジタルにシフトされていく世の中です。情報等の得方はラジオ、テレビからパソコン、スマホに変わり、大画面テレビの必要性が無くなっています。

日本刀はというと、当然アナログの部類です。今も昔も何一つ変わりません。せいぜい江戸時代と変わったことは、刀剣商がインターネット販売を始めたくらいでしょうか?

そして、日本刀=富の象徴、武勲、神聖なものとして平安時代から日本人に1000年以上寄り添ってきたものです。ここで面白い事にこの価値観が、1000年たっても一切変わっていないという事です。


ここで考えるのが、「消費期限」というフレーズです。一般的に食品に使われる言葉ですが、僕は、物や人にも「消費期限」があると思います。家電に例えると、戦時中は主にラジオで情報を入手する事が主流でした。

それが、白黒テレビに変わり、カラーテレビ、今では4Kから8Kに移行しています。価格も60型テレビが10万円を切る価格で販売されています。5年前なら50万円はしていましたよね。これを僕は「消費期限切れ」だと思います。

パソコンやスマホも毎年新しい型が出るため去年モデルは、価格を安くして売り出します。やはりこれも「消費期限切れ」です。

人に例えると、元大阪市長の橋本さんなどは、引退して数年たちますが、いまだに発言力があり、最近では世論から#橋本総理と言われるほど信頼感があります。消費期限を感じない人ですね。

僕の場合は、今37歳ですので30年あるかないかかなと思います。(希望も込めて)ピークはあと20年くらいだと思っています。こう考えると色々焦ってきますね。

では、アナログの刀剣や骨とう品、絵画はどうでしょうか?

パッと考えるだけでも「消費期限切れ」の理由は思いつきません。「消費期限」の無い物がここの部類だと思います。これって物凄い事だと思いませんでしたか?

現存するもので価値観が変わらないものって中々無いものです。

じゃあ価格が下がるのはなんでだ?と思う方もいらっしゃると思いますが、この現象が起きるのは、やはり需要と供給のバランスでしょう。


刀剣を買える人(需要)が、30年前に比べると極端に減ってしまったのです。

また、他のエンターテイメント(他に投資するもの)が増えたことも要因と考えます。

刀剣の魅力、楽しさを十分に伝える事、もっと広く認知してもらう作業を、簡単に言うと刀剣商が手を抜いてしまったのかなと思います。

僕世代の大人は刀剣を持てる事すら知らない人が、大部分ですし、時代劇等、刀をメディアで見る文化も減ってしまっています。


近年の、刀剣女子により認知度が上がった事、博物館などの展示により、刀剣愛好家が増えたことは本当にありがたいことです。

彼女たちの素晴らしいところは、本当に熱心で、さらに自身で購入した後、SNSを使いコミュニティを作り、そこでさらにお互いで勉強会をする等、自分たちの楽しみ方を創造しているところだと思います。そして、それぞれの刀の良い所を見つけ合うという理想的な愛好家だという事です。

ですが、ここに甘んじては絶対ダメで、刀剣ファンの需要を常に考えることが刀剣商の役割です。

そのために、刀剣自体の需要を上げる=認知度を上げるための発信を今後色々考えていきたいと思っています。


最近、刀を売ると損をすると言われることが少なからずあります。確かにここ数年、刀の価格は下落傾向です。購入された時から、手放すまでの楽しみ代と思ってもらえたら良いですが、(どうしてもその差額で僕もご飯を食べてますので)それでもやはり、損をしたと言われると心苦しい思いになります。

その差額以上に、満足度を教えられなかったと反省もしますし、業界の底上げが出来なかったと思う事もあります。

一昔前の話だと、刀は買った時点で価値(価格)が半分と思え、売るときはそこから楽しみ代を引くから75%引きで刀剣商に買ってもらえたら御の字と思えという教えがあったみたいです。(うらやましい時代です(笑))

こんなご時世だからこそ、10万円の刀が11万円で売れたよと言ってもらえる業界になるよう、再度価値観の創造、認知度の拡大を考えていく刀剣商小牧になります。

コメント

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コレクション情報の小牧です。

田中 様

いつもご講読ありがとうございます。本当に、おっしゃる通りで一日も早く終息してほしいです。東京展示会は、会場のご厚意もあり一応このまま何もなければ、新聞広告はうたず、会員様への案内だけにし、日数も29日(金)、30日(土)の2日間だけにして行おうと思っております。
もちろん、マスクの着用をお願いし、消毒等最新の注意を払っての開催を予定しております。
弊社の展示会の場合、会場内に20人30人と入ることはまずないので3密にはならないと思います。

  • 小牧直史
  • 2020.05.19
  • 11:57
コレクション情報の小牧です。

いつも楽しく「コレクション情報」を愛読しています。コロナウイルスの影響で世の中や人間同士がほんとうにぎすぎすとして、情けなくなってきます。東京は緊急事態宣言が延長され外出自粛が続いていますが、こんな時には、刀剣をじっくり鑑賞し芸術と歴史に思いを馳せるのが至福の時と感じています。楽しみにしていた5月28日からの東京展示会も開催は難しいのでしょうね。11月の大刀剣市までにはコロナの完全な終息を期待したいものです。

  • 田中達夫
  • 2020.05.16
  • 23:46

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