鍔:影蝶透図
無銘神吉
Tsuba:Kagecho Sukashi Zu
室町末期
特別保存刀装具鑑定書付き

縦80.8 横79.3 厚3.7 重71g
【コメント】
鉄研磨地竪丸形 影透 丸耳
肥後鍔特有の意匠の一つである影蝶透鍔です。
神吉とは、肥後林派を継承した、初代忠光、二代深信、三代楽寿など肥後金工の掉尾を飾った一門です。
唐草象嵌を施した在銘深信の有名な影蝶透鍔もあり、如何にこの図が好まれていたのかが窺えます。 やや赤みがかった鉄味は美しく、神吉家ならではの透鏨のライン、切羽台にかかった蝶の目を透かしたとされる小透、切羽台上下には菊花の刻印が見受けられます。
細川三斎候の拵えにも誂えられた意匠から始まったとされる影蝶透図、肥後鍔の王道デザインとして受け継がれ、ただ単に影蝶を透かした図とは全く違う、正に肥後の影蝶という美しさです。
専用桐箱入り



