鍔:山水図
裏銘・弘化四未年川宝斎
Tsuba:Sansui Zu
幕末期
保存刀装具鑑定書付き

縦75.3 横70.6 厚4.2 重122g
【コメント】
鉄研磨地 竪丸形 鋤出高彫
川宝斎とは大月光興の門人である川原林秀興の号です。
軽妙で洒脱な鏨使いで大月流を継承した、秀興の門人には篠山篤興、天光堂秀国がおり、それぞれに秀興の長女は篤興に次女は秀国に嫁し、幕末期、後藤一乗一門と並ぶ名工集団を築いています。
この鍔は秀興の鋤出彫の逸品、表は遠い山々と塔を、裏には川下の橋を渡る人物を描いています。山川の独特な鋤出彫は正に光興を思わせる手法、古典的な意匠であるものの、幕末期の息吹を感じさせます。
秀興の弘化四年の作、魅力的です。
専用桐箱入り



