鍔:猛虎図
銘・遊洛斎 赤文
Tsuba:Moko Zu
江戸末期 庄内

縦82.1 横77.1 厚・耳4.5 切羽台3.2 重156g
【コメント】
赤銅研磨地竪丸形 鋤下彫毛彫 目に金象嵌、髭に銀象嵌
赤文の猛虎図です。
赤文の作には、最も有名ないもりや明け烏、鯉など動物や虫類を題材にした作が多く、また得意としています。
この鍔は竹林から飛び出してきた眼光鋭い虎の姿を描いています。隆々たる筋肉や毛並、迫力ある前足、自然のままが見事に描写しています。
都の金工に見る、手を尽くした巧妙な技法がなく、あくまでも自然体、己が思うままに表現する大らかさは、独特な魅力を放っています。
安親に憧れて師と仰いだと伝えられる赤文、この鍔の中にもそんな気持ちが伝わってくるような気がします。
専用桐箱入り



