刀 (重ね梵字)一貫斎繁寿(花押)
(いっかんさいしげとし)

(重ね梵字)明治三十五年春ノ日 六十五翁彫同作


Katana:IkkansaiSigetoshi



現代・東京



刃長:64.6(二尺一寸三分強) 反り:1.5 元幅:3.28
先幅:2.16 元重ね:0.83 先重ね:0.54 穴1




 鎬造り、鎬庵棟尋常、中切っ先。 表裏茎に重ね梵字、櫃内に、滝不動と珠追い昇り龍を浮き彫りにする。 鍛え、沈み勝ちに良く詰んだ小板目肌に、所々流れ肌が交じり、地沸付き、地鉄良好。 刃文、小互の目丁字乱れを主体とした焼き刃は、刃中柔らかな金筋、砂流しが掛かり、匂い口明るく締まる。 帽子、小乱れて先掃き掛け返る。 茎生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢切り。 銅に銀着せハバキ(被せ部分に剥がれ有り)。 時代研磨(小サビ有り)。 白鞘入り。



【コメント】
 一貫斎繁寿は宮口八郎と言い、天保九年、駿河国に生まれ、初銘は寿俊、後に相模国小田原、晩年は東京豊島にて鍛刀しました。元帥刀作者、笠間一貫斎繁継の師で、伯父に当たり、靖国刀匠宮口一貫斎寿廣(靖廣)の祖父に当たる人物です。作は幕末期慶応の末年から、明治三十八年頃まで見られ、翌三十九年、六十九歳で没。八歳上の宮本包則、二歳上の月山貞一と共に、『明治期の三羽カラス』と呼ばれ、彫り物に付いては、西の月山貞一、東の一貫斎繁寿と呼ばれる程、巧みなものがあります。この彫り物の技術は、宮口寿廣、恒寿、笠間繁継、繁政、繁久らの門弟が継承、作風は、備前伝丁字乱れ、互の目乱れを主体とした作が多く見られます。
 本作は明治三十五年、同工六十五歳の時の晩年作、沈み勝ちに良く詰んだ小板目肌に、所々流れ肌が交じる鍛え、小互の目丁字乱れを主体とした焼き刃は、刃中柔らかな金筋、砂流しが掛かり、匂い口も明るく締まっています。表裏茎に重ね梵字、表裏櫃内には、滝不動と珠追い昇り龍を浮き彫りで表現しています。不動明王と龍の櫃内彫りは、埋忠明寿が得意とした意匠と構図、同工も本歌に倣った巧みな彫技を見せています。
 現代刀最初期の名人、宮口一貫斎繁寿が、自らの実力を存分に示した、晩年円熟期の自信作、彫り同作は貴重です。














商品番号:L-589 刀 (重ね梵字)一貫斎繁寿(花押)

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