短刀 備州長船康光(二代)
(びしゅうおさふねやすみつ)
永享十一年二月日(一四三九)


Tanto:Bisyu Osafune Yasumitsu



古刀・備前 室町前期 業物 拵え付き
保存刀剣鑑定書付き




刃長:29.2(九寸六分強) 反り:僅か 元幅:2.39 元重ね:0.56 穴2



平造り、庵棟高め。 鍛え、小板目詰み、所々板目が流れ心に強く肌立ち、総体的に白け心あり、地沸付き、地鉄概ね良好。 刃文、細直刃調で、刃縁匂い勝ちに小沸付いて潤み、刃中僅かに金筋掛かる。 帽子、直調で先僅かに掃き掛け小丸返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢浅い勝手下がり。 銅に金着せハバキ。 時代研磨(刃アタリ有り)。 白鞘入り。
  合口拵え(江戸期 全長48 鞘 錆朱に銀黒斜め巻き、樹木模様黒蒔絵 小柄、赤銅魚子地高彫金色絵、雲龍図 返り角、こじり、栗型、鯉口黒漆塗り 下げ緒、麻の深緑色 柄 親鮫の出鮫柄 縁頭黒 目貫、素銅容彫金色絵、眼龍図)付き。



【コメント】
 康光は、盛光、師光と共に『応永の三光』とも呼称される応永備前鍛冶の代表工、銘鑑等によると、応永末年頃まで活躍した右衛門尉を名乗る康光を初代、その後、永享、文安頃に活躍した左京亮(さきょうのすけ)を名乗る康光を二代とし、以降室町末期まで五代続くとあります。
 本工は、永享年紀があることから、二代左京亮康光、初代の子で、応永三十五年頃に二代を継承したと云います。いわゆる永享備前鍛冶の一人です。
 寸法九寸六分強、身幅の割に寸の延びた上品な姿は、応永以降、室町前期の典型的な短刀スタイルです。
 細直刃調の上品な焼き刃は、刃縁匂い勝ちでやや潤み、刃中僅かに金筋が掛かっています。
 研ぎ減り、鍛え肌等もありますが、二代左京亮康光の永享年紀入りの作は中々ありません。
 時代のお洒落な合口拵えと共にお楽しみ下さい。












商品番号:N-529 短刀 備州長船康光(二代) 永享十一年二月日(一四三九) 保存刀剣鑑定書付き 拵え付き

価格: ¥498,000 (税込)
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