刀 相模国剣白靖俊作
(さがみのくにけんぱくやすとしつくる)
平成二二年五月吉日


Katana:Sagaminokuni Kenpaku Yasutoshi



現代・神奈川 拵え入り



刃長:75.3(二尺四寸九分弱) 反り:0.7 元幅:3.43
先幅:2.90 元重ね:0.84 先重ね:0.57 穴2(内1忍)




鎬造り、鎬高め庵棟低い、猪首切っ先。 表裏棒樋を掻き通す。 鍛え、板目詰んで所々流れ心に肌立ち、地沸良く付き、地鉄良好。 刃文、比較的揃った互の目乱れを主体とし、刃縁沸匂い良く付き、刃中金筋、砂流し掛かる。 帽子、直調で焼き深く、先小丸に返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢筋違い。 銀ハバキ。 時代研磨(一部ヒケ、曇り、小サビ有り)。
打ち刀拵え(現代作 全長111.5 柄長28.5 鞘 錆朱呂塗り鞘 こじり、鯉口黒 下げ緒黒と卯の花色 柄 親鮫に黒柄巻き 縁頭、銀容彫波龍図 目貫、剣巻き龍図 鍔 鉄地菊花形透)入り。



【コメント】
 靖俊は小野潔と言い、昭和二十三年生まれ、神奈川県横浜市出身、同県茅ヶ崎市出身の靖国刀匠、増田靖要の門下で、現在は同県相模原市にて『剣白靖俊鍛刀所』を構え、『剣白』と号しています。 
 鑑賞用刀剣のみならず、現代業物刀匠としても名高く、師の靖国刀製作理念『日本人の魂、最高水準の日本刀』を継承し、且つ『折れず、曲がらず、よく斬れる』という日本刀の原点に重きを置いた、居合い抜刀用等の実戦刀製作も積極的に行っています。
 本作は平成四年、同工四十四歳の頃の作、寸法二尺四寸九分弱、猪首切っ先で反り浅く付いた豪壮且つ特異なスタイルは、断ち斬るだけでなく、刺突用としても考慮された特注品です。
 現状は一部ヒケ、曇り、小サビがありますが、大きな疵なく、比較的揃った互の目乱れを主体とした刃文は、刃中長い金筋が貫き、所々砂流し掛かる出来ですので、研いで白鞘に入れれば鑑賞用としても楽しめます。
 鞘を払って1,218g、振るのは決して容易くないですが、目釘穴二つで固定してあり、安全性も万全です。
 現代業物鍛冶、剣白靖俊の実力を存分にお試し下さい。










【売約済】商品番号:N-772 刀 相模国剣白靖俊作 平成二二年五月吉日 拵え入り

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