脇差し 薩州正良(生ぶ無銘)
(さっしゅうまさよし)


Wakizashi:Sassyu Masayoshi



新々刀・薩摩 江戸後期
保存刀剣鑑定書付き




刃長:39.1(一尺二寸九分弱) 反り:0.6 元幅:3.15
先幅:2.79 元重ね:0.60 先重ね:0.53 穴1




鎬造り、鎬高め庵棟低い、大切っ先やや鋭角となる。 鍛え、小板目良く詰み、波状の流れ肌が上品に肌立ち、地景入り、地沸厚く付き、地鉄良好。 刃文、大互の目、互の目、小互の目をやや間遠に焼き、刃縁の沸すこぶる強く、匂い深く付き、刃中金筋、砂流し烈しく掛かり、一部沸裂け状を呈する。 帽子、刃文のまま乱れ込み、沸良く付き、先掃き掛け返る。 茎生ぶ、先剣形、鑢勝手上り。 銅に銀着せハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。 



【コメント】
本作は生ぶ無銘ながら、『新々刀薩州正良』と極められた佳品、寸法一尺二寸九分弱、大切っ先やや鋭角となり、元先身幅の差がほとんどない豪壮なスタイルです。
正良は同銘が四代に渡りますが、地刃の出来、茎仕立て、珍しい勝手上がりの鑢目等からして三代正良、後の伯耆守正幸の作と鑑せられます。
正幸は、享保十八年(一七三三)、二代正良の子として生まれ、寛政元年(一七八九)に『伯耆守』を受領した 文政元年(一八一八)に八十六歳で没。奥元平と共に新々刀薩摩鍛冶の双璧を成す名工です。
本作は小板目良く詰み、波状の流れ肌が上品に肌立つ地鉄、大互の目、互の目、小互の目をやや間遠に焼いた刃文は、刃縁の沸すこぶる強く、刃中金筋、砂流し烈しく掛かり、一部沸裂け状を呈するなど、刃中の烈しさ、力感のある姿等々、大変魅力的な薩州正良です。










【売約済】 商品番号:N-947 脇差し 薩州正良(生ぶ無銘) 保存刀剣鑑定書付き

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