太刀 正也(吉田正也)
(まさなり)
令和三年春(二〇二一)


Tachi:Masanari



現代・岐阜
金梨子地菊桐紋散蒔絵鞘糸巻太刀拵え付き(特別保存刀装具鑑定付き)




刃長:68.3(二尺二寸五分強) 反り:1.1 元幅:2.76
先幅:1.75 元重ね:0.65 先重ね:0.40 穴1




鎬造り、鎬高く庵棟低い、中切っ先やや詰まり気味。 鍛え、小板目肌良く詰み、所々流れて強く肌立ち、地沸微塵に厚く付き、地鉄概ね良好。 刃文、丁子乱れ主体で、小丁子、小互の目、尖り風の刃を交え、刃縁良く沸付いて匂い深く、刃中葉、丁子足良く入り、金筋、砂流し頻りに掛かる。 帽子、乱れ込んで焼き深くほぼ一枚風に返る。 茎生ぶ、先栗尻、鑢筋違い。 銀ハバキ。 時代研磨。 白鞘入り。
糸巻太刀拵え(全長100 江戸後期 鞘 金梨地に金高蒔絵、桐、菊紋散し 総金具 赤銅魚子地菊桐紋散図 柄 苗色地菊紋金襴包 黒糸諸撮巻 渡巻同柄)付き。  



【コメント】
正也(まさなり)は、吉田政也(まさや)と言い、岐阜県加茂郡富加町加治田出身、地元に加治田工房を構え、師であり父である二代正明(現兼久)(吉田研)と共に 日々鍛刀に励んでいます。平成十九年(二〇〇七)、『新作刀展覧会』で初入選、以降『現代刀職展』でも多数受賞、令和の美濃鍛冶牽引役を務める実力者です。
志津写しを始め、一文字、応永備前など五ヶ伝を巧みにこなし、堀川国廣、源清麿写しもあります。令和元年(二〇一九)年、国宝『山鳥毛』写しで『第十回新作日本刀・研磨・外装 刀職技術展覧会』の銅賞受賞、一躍脚光を浴びました。
本作は華やかな丁子刃を焼いた備前一文字写し、寸法二尺二寸五分強、反りやや浅めに付いた上品でしなやかなスタイルです。
付属する江戸後期の金梨子地菊桐紋散蒔絵鞘糸巻太刀拵えに合わせて作製された特注品、地刃に少し緩みがありますが、ふっくらと柔らかな刃文で刃中烈しく沸が働くなど、同工の真骨頂とも言える古作一文字丁子を巧みに焼いています。
只今人気赤丸急上昇中の吉田正也、今後益々入手困難になること請け合いです。
特別保存刀装具鑑定書がピシッと付いた王道の太刀拵えとの組み合わせも大変貴重、これは見過ごせません。














商品番号:O-655 太刀 正也 (吉田正也) 令和三年春(二〇二一)

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