直刀 信秀(栗原信秀)
(のぶひで)
明治六年一月三十日(一八七三)
東大寺正倉院宝剣


Chokuto:Nobuhide



新々刀・武蔵 明治最初期
特別保存刀剣鑑定書付き




刃長:68.8(二尺二寸七分) 反り:0.6 元幅:2.24
先幅:1.44 元重ね:0.64 先重ね:0.42 穴2(内1忍)




切刃造り、鎬高め丸棟低い、魳(かます)風小切っ先。 鍛え、小板目沈み勝ち良く詰み、地色明るく、地沸良く付き、地鉄良好。 刃文、細直刃湾れ調で、刃縁匂い勝ちに小沸付き、一部二重刃掛かり、やや沈み勝ちに締まり、刃中小互の目足入る。 帽子、湾れ調で焼き詰め風。 茎生ぶ、先栗尻、鑢筋違い。 銅に銀着せ金鍍金ハバキ。 時代研磨(細かなヒケ、小サビ有り)。 白鞘入り。  



【コメント】
栗原信秀は、文化十二年、現在の新潟市南区月潟付近に生まれ、文政十二年に上洛して京鏡師として活躍した後、嘉永三年に江戸へ出て二歳年上の清麿門に入りました。嘉永五年には独立、嘉永六年八月から七年に掛けて相模国浦賀、元治元年八月から慶応三年正月までは大坂今宮でも鍛刀、慶応元年、『筑前守』を受領しています。 年紀作に見る活躍期は、嘉永五年から明治十年まで、明治十三年、東京本郷元町宅にて六十六歳で没。 作風は、師同様に互の目乱れを主体とした覇気溢れるものが多く、その技量は清麿門下中卓抜したものがあり、師に迫る名品を数々生み出しています。 本作は明治六年、同工五十九歳の頃の作、銘文にもあるように『東大寺正倉院宝剣』写しの直刀です。  直刀は、日本刀が登場する以前、古くは三世紀の古墳時代から平安中期頃まで製作されており、突くことよりも断ち斬ることを主とし、切り刃造り、直刃を基本としています。最も有名な作が、国宝『丙子椒林剣』と『七星剣』であり、六世紀の飛鳥時代、聖徳太子の差し料であったと伝わります。 正倉院は、八世紀建立、奈良県奈良市の東大寺大仏殿の北北西に位置する、校倉造(あぜくらづくり)の大規模な高床倉庫で、聖武天皇、光明(こうみょう)皇后ゆかりの品を始め、天平文化を中心とした多数の美術工芸品が収蔵されていた建物です。 本作はそこに収められていた宝剣を写した作、穏やかな刃調で匂い勝ちの柔らかい刃を焼いており、普段の作風とは対極にあるような出来です。 『栗原信秀の研究』には、本作と銘振り、年紀も全く同じ作が掲載されています。おそらくは何振りか鍛刀した内の一つでしょう。 国宝に指定され、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている正倉院の宝剣写し、コレクション価値の高い栗原信秀の意欲作です。
















商品番号:O-742 直刀 信秀(栗原信秀) 明治六年一月三十日(一八七三) 東大寺正倉院宝剣 特別保存刀剣鑑定書付き

価格: ¥2,390,000 (税込)
数量:
在庫:

返品についての詳細はこちら

お買いものガイド

月刊コレクション情報
2023年6月号
(5
/25発送)
会員の方のみご覧いただけます
月刊コレクション情報最新号の裏表紙に記載されているユーザー名とパスワードを入力して下さい。


見本誌請求(無料)はこちらから
最新情報をいち早くお届けいたします!


<ごあいさつ>

コレクション情報のホームページをご覧いただきありがとうございます!営業本部長の小牧です。お目当ての刀のお探しや、加工・製作のご相談など、なんでもお気軽にご連絡下さい!


(株)コレクション情報
〒500-8258
岐阜県岐阜市西川手7丁目89
TEL.058-274-1960
FAX.058-273-7369

カレンダー
  • 今日
  • 定休日
  • 展示会

営業時間 9:00~18:00
FAX/メールは24時間受け付けております。

会社へお越しの際はご一報ください。

ページトップへ