剣 大和古剣(生ぶ無銘)

Ken:Yamato Koken



古刀・大和 南北朝期 拵え入り
特別保存刀剣鑑定書付き




刃長:21.0(六寸九分強) 反り:なし 最大幅:2.11 元重ね:0.49 穴1



両鎬造り、鎬高い。 鍛え、小板目に板目交じり、総体的に流れて良く詰み、地沸微塵に厚く付き、地景入り、地鉄概ね精良。 刃文、細直刃調で一部大きく湾れ、刃縁小沸付いて締まり気味、所々二重刃掛かり、刃中小足入る。 帽子、直調で先掃き掛け焼き詰める。 茎生ぶ、先栗尻、鑢鷹の羽。 銅に銀着せハバキ。 時代研磨(小サビ僅かに有り)。
合口拵え(幕末期 全長38 鞘柄共に黒の呂塗 目貫、銀地容彫、鯛の図 下げ緒薄茶)入り。  



【コメント】
剣は、古くは平安期より見られますが、これらは勿論実戦用ではなく、御神体、仏像の持ち物、仏教的な魔除けの器としての意味合いが強く、政(まつりごと)のための特注品でもあったため、武士よりも僧侶に好まれました。大半は無銘で、東大寺や興福寺などの大寺院を始め、数多くの寺院に抱えられていた大和鍛冶の遺作が多く見られますが、南北朝期を下らない現存作は僅少です。
本作は寸法六寸九分強、『大和古剣』と極められた生ぶ無銘の剣です。
日刀保鑑定書では、南北朝期を下らない作は『大和古剣』、室町期以降の作は『古剣』とのみ表記されます。
柔らかく繊細な柾流れ交じる美しい鍛えで、焼き刃は、刃縁明るく締まり気味で、焼き刃に沿って二重刃風の沸筋掛かるなど、古作大和物らしい沸の働きが随所に見られます。
大和古剣の場合、全体的に刃が弱いものがままありますが、本作はハバキ上が少し弱いだけで、それ以外は健全、明るく冴えています。










【売約済】商品番号:P-089 剣 大和古剣(生ぶ無銘) 特別保存刀剣鑑定書付き 拵え入り

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